デンジャラス・バディ ネタバレナシとネタバレアリ感想

それなりに下品でおもしろい

ネタバレなし

あらすじ


有能だが生真面目なFBI捜査官アッシュバーンは、ボストン行きを命じられる。そこで組んだ相棒は口の悪い野蛮なマリンズ刑事であった。二人で麻薬組織に立ち向かっていく。


W女性主人公だからといって甘く見てはいけない。
男性顔負けの下品なワードがポンポン出るので苦手な人は注意。
一応アクションコメディというジャンルになっていますが、アクション要素はあまり強くないです。
海外ドラマじゃFBIと地元警察っていつもケンカしてるイメージですよね。この映画の二人ももちろん最初はうまくいきませんが、次第に仲良く、というかアッシュバーンがマリンズ色に染まっていきます。
女性刑事同士のバディモノってかなり珍しいと思います。パッと思いつくのはリゾーリ&アイルズくらいかな。たいてい男女か男同士ですもんね。
テンポよくギャグを入れてくるのでコメディが見たい人はおすすめ。

 

ネタバレあり

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原題はThe Heat。アル・パチーノ主演のヒートと区別するためでしょうか?別にタイトルを変えるのは構わないんだけど元が横文字なのにそれとは別の横文字をタイトルにしちゃうのはしっくりこないな。

エンディングが凝ってあるのもいいね。ただ黒の背景に白い名前が延々と続いていくのは観ていて退屈ですからね。
登場人物がバカばっかなのもグッド。

僕が一番笑ったのはアッシュバーンが気管を切開したシーンですね。あんなにカッコ悪い応急処置は初めて見ましたよ。ああいう場合って逮捕とかされないんですかね?
ググったら善きサマリア人の法っていうのがあるんですね。アメリカではセーフみたいですが、日本じゃまた認められていないようです。日本の事例にこの映画そっくりの医者が気管切開を失敗した事件がありますね。
まさかこの映画で一つ賢くなるとは思いませんでした(笑)

ただ気管切開のシーンはあんなに血が噴き出したのに、二人が組織に捕まった場面でアッシュバーンの太もものナイフを抜いた時は全然血が出なかったのが気になりました。牡蠣の殻を剥くための小さなナイフだったからでしょうか。まあその後ナイフを元の場所に戻すシーンがおもしろかったので、良しとします(笑)

それから車が爆破するシーンは車を取られてほしくないのに男と刑事二人の距離が離れすぎていて違和感ありまくりです。こういうところの演出はあまりうまくないですね。

興行収入がよかったから、続編があっても良さそうなのになあ。

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