アクション映画の金字塔
ネタバレなし
あらすじ
CIAのIMFチームはプラハで作戦を実行していたが、イーサンを除く全員のメンバーが死亡してしまう。密告者の疑いがかかったイーサンは、裏切り者を探す。
原作はテレビドラマ「スパイ大作戦」。ドラマの映画化で一番成功したのは本作と言っても過言ではないでしょう。僕はドラマ版は観ずにこの作品を鑑賞したのですが、かなりおもしろかったです。
それからこの作品はハイテク機器を駆使するのが魅力の一つだったんでしょうが、さすがに1996年の映画なので今観るとショボい機械ばっかに思えてきます。むしろそういうのがおもしろい部分でもあるんですけどね(笑)
ネタバレあり
最初のIMFチームのメンバーが死ぬっていうあらすじすら知らないで観たんで冒頭ではびっくりしましたよ(笑)あのメンツ好きだったんだけどなあ。イーサン、クレア、ルーサー、フランツのチームも好きでしたよ。まあこっちもすぐ崩壊してしまうんですが(泣)
この映画を語る上で絶対欠かせないのがワイヤーのシーン。本当にハラハラしましたね。このシリーズが紹介されるときはよくこの場面が抜かれるので、ここだけ観たことある人もたくさんいるでしょう。
一番好きなシーンは最後の列車の上での戦いですね。このシリーズのずるい所はテーマソングが有名すぎるところでしょう。イーサンがヘリに飛び移ったあとにテーマ曲が流れるのは反則(笑)あんなもの見せられたら胸が熱くなるに決まってます!
クレア役のエマニュエル・べアールは美人だと思うんですが、フランスの女優さんみたいでハリウッド映画はこれくらいしか出てないみたいですね。なんだかもったいないなあ。
そういえば本作はアップルがスポンサーになっていてPowerBookとかいうノートPCがたくさん出てくるようです。林檎のロゴが当時は虹色だったなんて……てっきりアップルのパチモノかと思って観てました(笑)
ジムっておじさんいや下手したらおじいさんなのにあんな若くて綺麗なクレアを嫁にしたり、走行中の列車にへばりついたりと現実離れしてますよね。彼女はこいつのどこに惚れたんだか。彼は原作では主人公だったんですよね。それなのに裏切り者にされてしまいました。元祖ジム役のピーター・グレイブスはご立腹だったようです。まあ怒るのも無理ないでしょう、こんな改変は僕も聞いたことがありません。ネットが発達している現代でそんなことしたら大炎上間違いなしでしょう。