アイアンマンができるまで

ネタバレなし

あらすじ

軍事企業の社長トニーは仕事でアフガニスタンへ向かう。ところがゲリラに遭い捕まる。彼らの要求はミサイル「ジェリコ」の要求だった。トニーはアジトから脱出しようとするが……

天は二物を与えないと言いますが、彼は四物授かっています。イケメンで金持ちで頭脳明晰で強い……まあ性格は若干問題アリですが。
ロボット映画っぽいですがロボット同士の戦いは少ないので注意。この映画は強いロボットができるまでの過程を描いた作品です。機械作りにロマンを感じる人にオススメ。まあ要するに男性向けですね。
一応コメディっぽい要素もありましたが僕は笑えなかったなあ。
アイアンマン及びトニーをかっこいいと思えるかどうかで評価が分かれそうですね。
2008年の映画ですが、CGは今でも通用する出来でしょう。

ネタバレあり

実はマーク1が一番好きです。ああいうツギハギだらけの感じが西洋の甲冑みたいでかっこよくないですか？正直アイアンマン（鋼鉄の男）という名前にふさわしいのはこっちな気がします。火炎放射もアナログ感満載でグッド。

それにしてもペッパー役のグウィネス・パルトローは美人ですね。彼女が写っているだけで退屈しません。

ただアイアンマンの飛び方が正直ダサいです。キューピーみたいと揶揄されることも。機械のことは詳しく知りませんが折り畳み式の翼でもあったほうがもっと効率良さそうに思えるんですけどね。
マーク1は即席で作ったので多少の粗も魅力になりますが、マーク3は最高の環境で作られたものなので、あれが理想形なのかと思わずツッコミたくなります。でもマーク3の色使いは好きです。赤と金の組み合わせって相性抜群ですよね。

よくできた作品だと思うんですが、どうしてもトニーが好きになれません。何だか一々言うことが鼻につくんですよね。天才ってそんな感じの人ばっかりですけど。

ロボットアームのダミーがすごくかわいかったですね。不器用なロボットっていうのはどうしてもこうも愛くるしいんでしょうか（笑）

最後も高性能なロボット同士の対決なのに肉弾戦ばかりなのはどうなんでしょうか？まあ好きだからいいんですけどね氷結の対策の下りは思わず胸が熱くなりましたし。

このシリーズは長く続く気がします。仮にネタ切れになろうが最新のCGだけでも売りになりそうですし、スパイダーマンと違って主人公の職業が社長なのも大きいでしょう。何歳でも続けられますもんね。