主人公はデードドクター
ネタバレなし
あらすじ
主人公ヒッチの仕事はモテない男に恋愛指南をすることであった。ある日、ゴシップ記者のサラに恋をする。
主人公がデートドクターである作品は珍しいですね。ジャンルはラブコメなので気楽に観ましょう。
ヒロインの吹き替えキャストが瀬戸朝香ですが特に問題はないでしょう。
余談ですが、ヒッチがモテモテテクニックを披露するんですが、モテない僕からしても何の参考にもなりませんでした(笑)
ネタバレあり
原題はHitchですが、邦題は変えて正解でしょう。正直タイトルが主人公の名前っていうのはセンスがないと思います。人名じゃどんな映画かさっぱりわからないじゃないですか。観終った後、題の意味がわかるタイプでもないですし。
こういう恋愛コンサルタントみたいな職業って悪く書かれがちですが、ヒッチはちゃんと誇りを持ってやっているので憎めませんね。ヴァンスと会った時にこだわりを見せつけたシーンはステキです。
しかし最後は結局自分のアドバイスは何の意味も持たないことが判明します。アレグラはアルバートの個性を好きになっていました。最後のサラへの告白も全くスマートではなく、むしろ男らしさを感じます。
でもラストのダンスシーンは必要なんでしょうかね。ヒッチのあのかっこいいセリフで幕を閉じたほうがよかった気がします。まあウィル・スミスのキレキレのダンスとエヴァ・メンデスの色っぽい踊りが観れたので良しとしましょう。
水上ボートでの”Don’t You Worry ‘bout a Thing”がすごく印象的。元はスティーヴィー・ワンダーの曲ですが、ジョン・レジェンドがカバーしました。僕は原曲が好きなんですが、こういうアレンジも良いですね。
サラがトム・クルーズの映画を観ているときホイップクリームを直に食べていましたね。僕もやったことがあるんですが決して美味しくはなかったです(笑)あの映画はおそらくザ・エージェント。この作品が気に入った人は満足できる内容だと思います。
それからサラが行った婚活パーティー(?)の和風のような中華のような店がユニークでしたね。日本人ならあんなにデカい大仏が置いてある場所で落ち着いて会話や食事なんかできないでしょう。
ウィル・スミスはハンサム扱いされていましたが、僕はそうは思えないなあ。以前さかなクンに似ているという指摘があってからそれにしか見えなくなってしまいました(笑)
黒人ならゲイリー・ドゥーダンとかが二枚目だと思います。