ついにモリアーティと対決
ネタバレあり
ネタバレあり
相変わらずミステリー要素は薄め、アクション要素がさらに強くなりました。
モリアーティは、ジャレッド・ハリスが演じることに。正直モリアーティのイメージは、面長で髪の毛が薄くガリガリな男という印象でしたが、特に不満はありませんでした。
アイリーンが死んでしまったのはショックでしたね。でも原作ではぼかしているようなので続編で復活かも?
前作は割とホームズが余裕を持って事件に対処していたように見えましたが、今回は最愛の彼女が序盤で殺されましたし相手が何といってもモリアーティなので緊張感がありました。
僕が前作で不満を漏らしたホームズがシミュレーションをして相手を倒すシーンが改良されていましたね。最初は、敵の行動だけを予測した映像に。
次の占い後の場面では、理想の攻撃をイメージしたもののシムザによって中断させられました。
列車の中で弾をすり替えるシーンは、後から種明かしをする演出に。
最後のモリアーティとのシミュレーション対決も印象的。
きっと批判が集中したんでしょう。ガイ・リッチー監督流石です!
森林でのシーンが一番釘付けになりましたね。僕はスローモーションはあまり好きではないんですが、この映画では緩急がうまくつけられていたので効果的だったと思います。
レネイを探すときあえてハプニングを起こして確認するやり方は賢いなあ。ネタバレ防止のため伏せますが、あるドラマでは事故現場で消防士に扮した犯人を捜すため、「助けてくれ!」と言ってこっちを見なかった消防士が犯人だという話がありましたが、それに通ずるものがありますね。
ちょっと試してみたいけど試す相手がいません(笑)
最後のシーンは家で観てよかったなあと思えた場面。映画館じゃすぐに見直せないですもんね。あのソファとホームズはCG処理でもしているんでしょうか。ホームズの服がソファに比べてかなり色あせているように見えたので。
でもこの変装はやたらハイクオリティですけど他は酷すぎませんかね(笑)レストランでのおじいさんみたいな客とか列車での女装とか。まあ笑えるからいいんですけど。
シャドウゲームでは「最後の事件」を題材にしているようです。最後っていうからにはこれで完結と思いきや、56作中の24番目の作品。
ホームズの死亡に怒り狂ったシャーロキアンは、コナン・ドイルに苦情の手紙を殺到させたようですね。その結果、復活することに。
シャーロック・ホームズ3は脚本を執筆中のようですが、2016年現在、何の音沙汰もありません。ファンの皆さま、苦情の手紙を送ってはいけませんよ(笑)