12モンキーズ ネタバレナシ感想とネタバレアリ感想

タイムトラベルモノは難しいね

ネタバレなし

あらすじ


2035年、人類はウィルスによりほぼ死滅し、地下で暮らすことを余儀なくされた。主人公コールは、タイムマシンで過去に戻り諸悪の根源とされる12モンキーズを探す。


不気味なSFが観たいならコレ。
僕はこの映画を一回しか観ていないんですが、テーマソングはやけに耳に残っています。アストル・ピアソラの「プンタ・デル・エステ組曲」をアレンジしたものらしいですね。久しぶりに聞いたらゾクゾクしました。
わりと解釈が分かれる難しい映画です。サラッと観るような作品ではないので注意。
それからWikipediaにはネタバレが載っているので見ないことを推奨。

ネタバレあり

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この手の作品って観るぶんには楽しいですけど、僕みたいなアホからしたらレビューを書くのが大変なんですよね。だから頓珍漢なこと言ってたらごめんなさい。

結局12モンキーズはミスリードだったわけですけど、それをタイトルに持ってこられてもなあ……。エンディングもあの赤いサルのマークで終わらせるのも納得いきません。それとも12匹の猿という言葉そのものに意味でもあるんでしょうか?

最後、未来から来たコールは死んでしまうものの子どもとしてのコールは生存していますし、救済保険業の人間が地球を救いハッピーエンドということでいいんでしょうかね?
ウィルスがばら撒かれて未来と同じ結末になるという意見が結構ありましたね。あの救済保険業の人間が黒幕だという意見も。
解釈が分かれてしまうのは、これがタイムトラベルモノだからでしょう。タイムパラドックスなどを考慮すると頭がこんがらがりますよね(笑)

淀川長治がブラッド・ピットの演技を酷評していましたね。オーバーアクトだ、と。僕は本物の精神異常者を見たことがないので何とも思いませんでした。しかし彼の演技を評価している人もたくさんいるので役者の幅を広げた作品となったのではないでしょうか?まあ彼ほど演技が上手いか下手か意見が割れるハリウッド俳優はいないでしょうね。

映画が原作のドラマって今アメリカで流行っていますが、なんとこの作品もドラマ化されました。最初発表を聞いたときは耳を疑いましたよ。しかも現在シーズン2を放送中だそうで……。てっきり打ち切りコースだと思っていました(笑)あ、観ている方ごめんなさい。
でもこういう大きな謎を追っていくLOSTのようなドラマは正直時代遅れな気がしますね。

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