ノウィング ネタバレナシとネタバレアリ感想

 ディザスター映画というより……

ネタバレなし

あらすじ


1959年、とある小学校では生徒のルシンダの提案により児童たちでタイムカプセルを埋めることにした。50年後掘り起こされるが、そこには未来の出来事が記してある紙が見つかった……


日本ではあまり評価がよくなかったこの作品。
一応ジャンルはディザスターとなっていますが、あまりその要素は期待しないほうがいいかもしれませんね。
終末モノとしてはまあまあなんじゃないでしょうか。
ヒロイン役は海外ドラマ「ダメージ」でお馴染みのローズ・バーン。彼女は美人にもブスにも見える不思議な顔だなあと思っていましたが、本作では綺麗とは言い難いですね。ちなみに2009年に世界一美しい顔に選ばれましたが、納得いかないのは僕だけではないはず(笑)

ネタバレあり

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まさかの宗教映画でした。

ジョンはヨハネ、ケイレブは聖カレブを表しています。まあケイレブなんてかなり変わった名前ですからキリスト教に精通している人はすぐに気づいたかもしれませんね。
最後なんかどう見てもアダムとイヴを暗示していますし。
しかし僕は生憎、無宗教なのでこういうものを観させられても「ふーん」くらいにしか思えないんですよ。
予告編からしてバリバリ宗教色が強い作品なら反発もしないんですが、さも娯楽映画っぽく宣伝しているのが気に食わないなあ。
それからケイレブが持っていったウサギですがあれは何の象徴なんでしょう?この映画なら何かしらの意味がありそうですが……

本作の見どころとして飛行機の墜落シーンを評価している人がたくさんいますね。2009年の映画ですが今観てもなかなかクオリティが高いと思います。僕は寧ろ電車が脱線する場面のほうが好みですが。

地球が消滅する系の映画では珍しく本当に地球が消滅するのはかなり新鮮ですが、ヨハネの黙示録がテーマなので当然の結果と言えるでしょう。

数字の羅列から暗号を解読するタイプって大抵日付と座標が隠されてますよね。○で囲っていない数字は座標を表していましたが、MITの宇宙物理学者が2人もいるのに気づくの遅すぎじゃありませんかね(笑)

この映画が公開される前は2012年に地球が滅びるという説がありましたね。懐かしいなあ。その原因の一つとして太陽フレアが挙げられていました。
ところが2016年にまたしてもとある研究グループが生物を死滅させる太陽フレアが発生した可能性があると発表しました。
宇宙人こそ絶対出ないでしょうが、ノウイングのような世界はありえない話ではないのかも……

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