アドレナリンを出し続けろ!
ネタバレなし
あらすじ
殺し屋シェヴはマフィアのリッキーにある劇薬を投与されてしまう。それは、アドレナリンを出し続けなけら死んでしまうという薬だった。
ジャンルはアクションということになっていますが、コメディ要素もかなり強いです。主人公の行動が一々笑えます。
察しのいい人は気づいたかもしれませんが、アドレナリンを出し続けなければいけないということは当然濡れ場もあるので苦手な人は注意。それからグロテスクな場面も少々あります。
84分と短めなのでオススメですよ!
主演は世界一カッコイイハゲといわれているジェイソン・ステイサム。彼の歴代キャラの中ではシェヴが最強なんじゃないでしょうか。
ネタバレあり
シェヴの焦燥感を表すためでしょうか、非常にテンポが早いですね。
原題はCrank。風変わりな人という意味ですが、メタンフェタミンのスラングでもあるようですね。まあ邦題のアドレナリンも悪くないでしょう。
鼻スプレーにエピネフリンが入っているなんて初めて知りました。悪用してはいけませんよ(笑)
こんなツッコミをするのは野暮かもしれませんが、洋画や海外ドラマで薬局にて処方箋もないのに薬を要求するシーンがたくさんありますよね。邦画ではまず観ない場面です。
ほぼ間違いなく薬剤師に断られるのにこういったシーンが多いのは実際に無理な要求をするジャンキーが多いからなのかもしれませんね。
ジェヴがバイクの上に乗り、美しいお尻を披露していましたが、変装のためとはいえパンツも脱ぐ必要はなかったのでは……(笑)
僕が仮にあのペキン・カクテルを注射されてもレッド・ブルがぶ飲みぐらいしかできることがないなあ。
エレベーターに日本人が乗っていましたが、よく聞き取れませんでした。「痛々しい」というセリフだけは日本人らしいアクセントでしたので、ただ単に滑舌の悪い役者だったんでしょうね。
もしもグランド・セフト・オートの実写版が出たらこんな感じなんでしょう。街を駆けずり回ってマフィアを相手にし、警察のバイクを奪い、市民に大迷惑をかける主人公なんてまさにGTAっぽい!最後なんてヘリコプターも出てきますからね。
まあ僕はあのゲームやったことないんですが(笑)ラストもレトロゲームのようなGAME OVER画面で幕を閉じましたし、ゲームっぽさを意識しているのは間違いないでしょう。
本作はR-15指定ですが、続編ハイボルテージはR-18に。これ以上過激になるなんて……