イーグル・アイ ネタバレナシとネタバレアリ感想

巻き込まれ型SFサスペンス

ネタバレなし

あらすじ


コピーショップ店員のジェリーはある日、身に覚えのないテロリストの容疑をかけられ逃げるハメに。謎の女アリアの助言に従い、同じく巻き込まれたレイチェルという女と共に逃亡するが……


エネミー・オブ・アメリカに似ているという意見が多いですがうまく差別化できていると思います。
アクションシーンはなかなか派手ですよ。賛否両論なようですが、スピード感はあるので退屈しないと思います。

ネタバレあり

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アリアの正体を中盤でバラすのは良かったと思います。ありがちな設定なのでもったいぶってもしょうがないですしね。コーヒーの振動だけで何を言ったか読み取っていたのはゾッとしましたね。
でも映画を盛り上げるため仕方ないとはいえジェリーに警告するタイミングが遅すぎませんかね。あと30秒で捕まるだの5秒以内に伏せろだの言われても普通対応できないでしょうに。ジェリーを目的地まで連れていくのももう1人別の適当な警官あたりを脅してパトカーで運ばせたほうが得策かと。
それからあれだけ高度なシステムが双子の見分けもできないのはガバガバセキュリティにもほどがありますな。
戦闘機を操ることも可能なんだからギロチン作戦もトランペットの音で爆弾が作動するなんていう面倒なことしなくて良かった気がします。
ハイテクな割にポンコツ具合も目立つアリア、声が女性なこともあって彼女を愛くるしいと思う人もいるようです。

笑えるのが観光バスに隠れる場面での日本人観光客の「コンニチワ」大合唱(笑)さすがに日本人は見ず知らずの乗客にいちいち挨拶しないし、仮にしたとしてもアメリカ人に日本語で話すような人はいないでしょう。
おまけに観光会社の名前がMASAKOって……(笑)

ラストシーンがジェリーとレイチェルが恋仲っぽくなって終わるのは残念。そういうのは求められていないでしょうに。一応別エンディングもあるんですがそっちはいい感じに後味が悪くて僕の好みです。

ジェリー役のシャイア・ラブーフって一時期かなりプッシュされていましたよね。最近は何だかパッとしない印象。

これを観終ったあとはカメラが恐ろしくなりますね。監視カメラはもちろん動き続けるカメラともいえるスマホやゲーム機、そして僕が使っているノートPCのインカメラなどいたるところに「目」はあります。
そういえばアリアは日本のスーパーカミオカンデにそっくりらしいけど……まさかね。

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