普通すぎるクライム・アクション
ネタバレなし
あらすじ
ロサンゼルス市警のラドロー刑事は倫理に反した捜査を行って事件を解決していた。ある日、彼は現場にいたにも関わらず元相棒を殺されたうえ犯人を逃がしてしまう。
普通ですなあ。取柄らしい取柄が見つかりません。
一番印象に残ったのはヒュー・ローリーが出てくるんですが頭が禿げてたことですね。本作は2008年の映画だけどDr.HOUSEではこの時期の前も後も髪はフサフサなんですよ。カツラだったのかなあ。初登場シーンが病院なのでもしや医者役かと!と期待してしまいましたが、本作は警察官役です。
ネタバレあり
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腐りきった警察と言えばロス市警、ニューヨーク市警やシカゴ市警に比べると人手が足りていないようです。なぜならこの町は人種差別の事件で有名なロサンゼルス騒動があったせいで「警察は悪」という印象が強いから。主人公もレイシスト丸出しでしたもんね。
人員不足ならラドローみたいな強引な手段も仕方がない……いややっぱりだめだ(笑)
そもそも飲酒運転するんじゃないよ!
ラドローもあれだけ掟破りのことしてるんだからコンビニに入る前に強盗2人を後ろからやっつければよかったのに。あんな物騒な銃持ってれば正当防衛は認められるでしょう。
それから最初の韓国人マフィアとの戦いであれだけ銃の扱いが上手かった人が誤射なんてするもんなんですかね。強いんだか弱いんだかわからないです、彼。
ワンダーは壁にお金を隠していましたが、あれいちいち出したりしまったりする度に壁を壊して張り替えるんですかね、想像したらちょっと面白いです(笑)
フリーモントとコーツが言っていた警察用語「急迫した事態」は聞き慣れない単語ですが、ラドローが双子誘拐事件の取り調べを受けているときにも実は言っているんですよ。ちゃんとヒントがあるのはいいね。ちなみに調べても「急迫した事態」に値する日本の警察用語は見つかりませんでした。
黒幕はみなさんの予想通りだったでしょう。原題がSteet Kingsですからね、警察の打ち上げ(?)の乾杯のとき「キング・ワンダー!」って言った時点で気づいた人もいたでしょう。
今知ったんですけどこれ続編があったんですね。主演はキアヌ・リーブスからレイ・リオッタになり舞台もロスからデトロイトへ。あくまで経験則ですがこの手の有名な映画の続編が本国でDVDスルー(劇場で公開されていない)の作品はたいてい出来がイマイチ。ですから僕は多分観ないと思います。
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