アクションコメディ観たいならコレ
ネタバレなし
あらすじ
香港警察のリー警部は誘拐事件解決のためロサンゼルスへ向かう。FBIは彼を遠ざけるために厄介なカーター刑事と組ませるのであった。凸凹コンビが組織に立ち向かう。
アジア人と黒人のバディモノってこれくらいしか思い浮かびませんなあ。
テレビドラマ版はシーズン1で打ち切りになったそうですが、まあ当然の結果でしょう。この作品はジャッキー・チェンだからこそ意味があるのです。別にストーリーが優れている映画ではないですから。ドラマ版リー役のJon Fooもなかなか良いアクションをするんですけどね。
ジャッキーファンからすれば本作のアクション要素はイマイチなようですが、それでも彼の動きは唯一無二であり、思わず見とれてしまいます。
ネタバレあり
壺を守りながら戦うシーンなんてまさにアクションコメディならではですよね。こんなマヌケなシーンは他のジャンルじゃなかなか見られません。
誘拐された少女が微妙に強かった設定はいらなかったのでは?敵がポンコツに見えるだけでしょう。
最後はNG集が流れるんですが、まあそれがあんまりおもしろくないです(笑)ジャッキーのアクションのNGだけでいいんだけどなあ。
らくだのこぶって食べられるんですね。食べてみたいなあ。あのカップヌードルの米バージョンっぽい容器に入っている中華って海外ドラマでよく見かけますが、あれに入っているだけで美味しそうに見えます(笑)
サン役はLOSTのマイルズでお馴染みのケン・レオンでした。彼、このころは良い役もらってたんですね。その後に出た「天使のくれた時間」とかではかなりのチョイ役だったので意外。
ハン総領事役のツィ・マーは某ドラマ(ネタバレ防止のため伏せます)でかなりのクズ役を演じていたので実はこいつが黒幕なんじゃないかと疑っていたんですが、結果は大外れ。最後はどこからどう見ても良い父の顔をしていて疑った自分が恥ずかしくなりましたよ(笑)
カーターの吹き替えの山寺宏一はどうして本作では変な声なんだろうと思っていましたが、字幕版を観たら納得。クリス・タッカーに滅茶苦茶似てるじゃないですか!役者のモノマネができる声優なんて彼くらいでしょうね。七色の声を持つ男恐るべし。
そういえばこの作品、ナインティナインが字幕監修をしているようですがそういうのはプロの翻訳家に丸投げで十分だと思うんですよね。もちろんこの字幕がつまらなかったというわけではありませんが。