ダークスカイズ ネタバレナシとネタバレアリ感想

家に何かがいる……

ネタバレなし

あらすじ


ある日、郊外の住宅地に住む平凡なバレット一家は何者かによって家を荒らされてしまう。夫ダニエルは正体を突き止めるため、室内に防犯カメラを設置するが……


この手の映画にしては珍しく心臓に悪いシーンがあまりなかったです。X-ファイルっぽいという意見がちらほらあります。僕はあのドラマは1話で脱落してしまったのでこの作品もいまいちハマれませんでしたね。

ネタバレあり

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侵入者の正体は冒頭のアーサー・C・クラークの名言の時点で察しのいい人は気づいたでしょう。おまけに最初のシーンはサミーが籠の中にいるトカゲをいじっているシーンでしたからね。

幽霊オチの映画は割と高評価な作品がありますが、宇宙人オチはどれも酷評されますね。
この作品は宇宙人と立ち向かう家族のヒューマンドラマとして観たら良作なのかもしれません。

ジェシーがサミーに言っていたサンドマンは(おそらくザントマンという名のほうが有名でしょうが)ドイツに伝わる妖精だそうです。こいつは背中に担いだ袋に入っている魔法の砂をふりかけ、相手を眠らせる妖精。ドイツの親は子供が寝てくれないときに「夜更かししているとザントマンに眼玉をくり抜かれる」と言って強引に寝かしつけるようです。いや、そんなこと言ったらますます眠れなくなるよ!
結構恐ろしい奴だなと思い画像検索したらペルソナ4の三日月の顔した悪魔がヒット。こいつめっちゃ弱い奴じゃんと何だか拍子抜けしてしまいました。
正直ザントマンのホラー映画のほうが観たかったなあ(笑)

そう言えばグレイズ、インセクトイズ、レプリティアンズといったエイリアンが出てきましたよね、僕これてっきり本作のオリジナルだと思ってたんですが、目撃情報が多数ある有名な宇宙人だそうで驚き。愛好家の間では常識なのかな。

ジェシーがおかしくなったときの顔芸がすごかったですね(笑)思わず笑ってしまいましたよ。

ターゲットがジェシーだったというどんでん返しはそこそこ好きです。伏線もちゃんとありましたからね、アレルギーのことなんてすっかり忘れていましたよ。
ただ最後、ジェシーが使っていたトランシーバーから彼の声がして終わるっていうのは何だか残念。後味の悪いラストを考え付かなかったから強引にああしたっていう印象。
どうせなら家を買いに来た喘息持ちの娘がいる一家の冷蔵庫が荒らされて終わる……なんていいんじゃないかと素人ながらに考えてみました(笑)

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