願いが7つ叶うなら
ネタバレなし
あらすじ
冴えない主人公エリオットは同じ会社で働くアリソンに強く惹かれていた。彼はある日悪魔と出会い、魂と引き換えに7つの願いを叶えるという契約を結んでしまうが……
コスプレ大会かと思うくらい出演者は見事な七変化を披露してくれます。
特に悪魔はたくさんコスプレしますョ!エリザベス・ハーレイのファンなら是非観ておきたい一作ですね。
ネタバレあり
原題は「Bedazzled」。眼が眩んで、といった意味でしょうか。良いと思いますが邦題のように一目でコメディ映画だとわかるようなタイトルのほうが好みです。まあ大して悪いことしてないと思うんですが(笑)
エリオットは小説家に成りきっているときが一番かっこいいですね。むしろ素の彼は気持ち悪すぎますね(笑)本当にブレンダン・フレイザーなのかと目を疑いましたよ。
彼が出した本は日本語訳では「いつもいつも」というタイトルでしたが、実際は「Always Toujours」。Toujoursはフランス語で「いつも」という意味です。どうせなら「いつもオールウェイズ」みたいに訳してほしかったなあ。「いつもいつも」じゃ違和感ないし。
納得いかないのがエリオットは結局アリソンの顔が好きだったということ。最後彼女に瓜二つのニコールが出てきましたが性格は全然違いましたもんね。彼はただの面食いだったというわけです。
それから「人生で大事なのはゴールじゃなくて過程だ」なんて言ってたくせにニコールと出会った次の場面ではもう付き合っている状態になっているのはちょっといただけませんね。大切な過程を完全に省いてるじゃないですか。
エリオットがニコールの引っ越しの荷物を持って家に消える……そんな二人の恋のスタートの段階で映画が終わったほうが僕としてはしっくりきますね。
ビッグマックとコーラのLも注文も願いにカウントされていましたが、契約書にサインしたのはそのあとだから無効だと思います。できれば劇中でそこのツッコミが欲しかったなあ。
最後、エリオットは大統領に変身しました。でも実は試写会の段階では落ちぶれたロック・スターに変身してたらしいのです。これが彼のキャラに合わないと大不評だったから急遽変更した模様……
この映像はどうやらDVDの特典として収録されているらしいですョ!ちなみに僕はNetflixで観ました。どんなものか気になりますが、わざわざDVDを買うほどじゃないかな。