合体事故とは言わせない!
ファイアーエムブレムと女神転生がコラボした結果、アイドルをテーマにしたペルソナもどきが出来上がったと両ファンからは散々な評価だった作品。
FE大好き、メガテンあんまり、ペルソナ大好きな自分からすれば気にはなっていたんですが、発売日に買うのはリスキーだと判断し購入を見送っていました。
案の定ディスク版はロードが長いということが判明。ロード短縮のパッチが出てから買おうと決めていました。
しかし何カ月経ってもパッチは配信されず……一体いつ買えばいいんだともやもやしていたところ今年の五月、AmazonでDL版がセール価格で販売していたので購入を決意(残念ながら今は元の値段に戻っています)。DL版はロード時間は短いようなんでね。
まあ、何が言いたいかっていうと「任天堂さん(というかアトラス?)、ちゃんとパッチ出してよ。もったいないことしてるよ。」っていうこと。
2020年追記
Switchにて完全版であるEncoreが発売されるみたいなんでよろしければそちらをどうぞ。
戦闘が秀逸
本作は戦闘がすごく楽しかったなあ。弱点を突いて連携を決めるのが爽快。P3やP4の戦闘に近いかな、総攻撃とかはないんだけどさ。
成長システムは武器を使い込んでアビリティを習得していくFF9に近い感じで僕の好みでした。
残念な点は戦闘参加人数は3人だけなのに主人公は固定なんです。つまり二枠しか余ってないんですよ。戦闘中にパーティは交代できるとはいえ、何だか窮屈な印象。
それから武器は事務所(拠点)でしか作れないんですがダンジョンを探索中に手持ちの武器のアビリティをすべて習得したら、経験値がもったいないのでわざわざ事務所に戻らなくちゃいけないのが面倒だなあと思いました。
FE要素とメガテン要素
FE要素は
・剣、槍、斧の三すくみ
・歴代FEキャラがミラージュ(ざっくり言うと背後霊みたいなもの)として登場
・主人公たちのクラスがFEお馴染みのもの(ロード、ソシアルナイト等)
・一部武器がFE由来(レイピア、キラーボウ等)
メガテンはよく知りませんがスキルの名はメガテン由来のもの(アギ、ディア、ヒートウェイブなど)です。
本作はペルソナ……それもP3やP4ファン向けにオススメですね。
続編が出たら買おうかな、っていうくらいには満足できました。でも売り上げがパッとしなかったから厳しいかな?
余談
本作は弱点を突くのが非常に重要なんですが、主人公は基本的に剣属性と雷属性の攻撃しかできません。そういうキャラが固定ということはどういうことか……それは剣属性と雷属性が弱点のモンスターが比較的多いというわけです。
よって仲間は剣属性を得意とする剣弥代や雷属性を得意とする弓弦エレオノーラあたりが僕の主戦力でした。
一方ベンチにいることが多いキャラはというと……ファンのかたごめんなさい源まもりです。パーティーの中で唯一斧属性の攻撃ができるのが長所でしょう。しかし終盤の雑魚戦は全体攻撃が非常に楽なんですが、彼女は何一つその手段を持っていないのは致命的。ボス戦では圧倒的な防御力で庇ってくれる有能だったりするんですがね。