ギフト ネタバレナシとネタバレアリ感想

 超能力で事件を解決

ネタバレなし

あらすじ


片田舎の町に住むシングルマザーのアニーは、人の運命を見通せる超能力を持っていた。ある日、ジェシカという女性が失踪する事件が起こる。アニーはジェシカを探そうとするが……


キアヌ・リーヴスが珍しく悪役を演じています。彼の演技は賛否両論なようですが僕は結構気に入ってますよ。でも内容は正直期待外れかな。

予告編には「シックス・センスやアンブレイカブルの10倍面白い」なんて煽り文句がありました。まあどっちが面白いかは置いときます(笑)ただ上記二作品と比べられるだけあって本作ってなんかM・ナイト・シャマランっぽい作風なんですよね。

ビックリする場面が多いので心臓が悪い人はお気をつけて。
それからヌードシーンがあるので苦手な人は注意。

ネタバレあり

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これって一応サスペンスなんですよね?だったら真犯人の伏線の一つくらい用意してほしかったです。登場人物も少ないんだから真犯人なんて消去法で当てられますよ。

アニーがゼナー・カードを使って占いをしていることにすごく違和感を覚えます。
あのカードは透視能力を披露するときによく出てくるアイテムです。
これは心理学者カール・ゼナーが超能力の実験を正確に計るためだけにデザインしたものですから書かれている波、十字、丸、四角、星のスート(記号)は別にスピリチュアルな要素はありません。それをさもタロットカードみたいに扱っているのは本作くらいなんじゃないでしょうか。というかあんなので病名が分かるなんて無茶苦茶すぎます(笑)

全体的にあまり怖くなかったけどバイオリンのシーンはゾッとしましたね。あそこだけ不気味すぎますよ。

ヒラリー・スワンクは強い女性のイメージなのでDV被害者の役というのはいまいちピンとこなかったなあ。

アニーの自宅でドニーがヴァレリーを連れ戻しに来るとき、アニーが転んで下着が露わになるシーンがあるじゃないですか。あれはどういうつもりで撮ったんでしょうね(笑)サービスシーン……なのかな?僕は思わず笑ってしまいましたよ。

バディは本当に可哀想でした。でも親は息子を霊能者なんかよりちゃんとした精神科医に任せるべきでしたね。アニーは真実を知る能力はあっても人を癒す力はないですから。

ラストはバディが幽霊となって真犯人を倒してくれましたね。一応ここは感動するところなんでしょうが、幽霊が実体を持って出てくる展開はかなり萎えてしまいます……僕だけですかね?

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