さらに豪華になったぞ!
ネタバレあり
2ではチャック・ノリスとジャン=クロード・ヴァン・ダムが加わり、ますますオールスター感が強くなりましたね。その代わりミッキー・ロークが降板。うーん、残念。
前作で出番の少なかったチャーチとトレンチが本作ではより活躍しているのはグッド。
僕はキャストの中でジェット・リーが一番好きなんですが、ヤンが序盤でいなくなってしまいました……でもフライパンのアクションがなかなか良かったので満足。
やっぱりドンパチと彼の得意とするマーシャルアーツは相性が悪いのでしょう。同じく武芸の使い手として有名なジャッキー・チェンがこのシリーズに参加することを熱望されていますが、彼も「自分の出番が少ないだろうから出ない」と言っていますしね。おまけにキャラが増えるということは誰かの出番が減るわけですから。
「溶鉱炉に突き落とすぞ」、「イピカイエー」、「戻ってくる」「戻り過ぎだ」、「今度はボクシングだ」など前作より明らかにセルフ・パロディが多くなっていて正直うんざり。
ただこの映画のおかげでチャック・ノリス・ファクトというものを初めて知ることができました。
本作の「コブラに噛まれたと聞いたが?」「ああ、5日間もがき苦しんだあとコブラは死んだよ」という会話がそれです。
なんでもアメリカのネットを中心に広まった彼の最強っぷりを讃えたジョーク集のようで、彼本人も気に入ってるようです。これが大喜利みたいでなかなか面白いんですよ。
ちなみにドルフ・ラングレンは本当に化学の修士号を持ち、その昔MITに在籍していたようです。強いうえに知識もあるのかよ、ちくしょう!
シルヴェスター・スタローンはニコラス・ケイジとジョン・トラボルタと出演の交渉をしていたようですが、スケジュールの都合上白紙になったようです。まあ二人ともアクションスターのイメージはないですし、ハゲならもうたくさんいますからこれでよかったと思います(笑)
マギーの吹替は栗山千明でしたが結構良かったです。彼女、綺麗な声をしているんですね。でも肝心のユー・ナンが美人でないのが悔やまれるところ(笑)
そういえば今回の吹替は日本語最強吹替版とかいうらしいんですが、そこまでハードルを上げるならトールとヘイルとチャーチの声をわざわざ前作から変えないでほしかったですね。でも木曜洋画劇場風予告は好きですよ。
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