64で一番遊んだゲーム
64では友人たちと一番長く遊んだゲームなんで非常に思い入れがあります。今でこそこのシリーズは「スマブラ」の略称で慕われていますが、初代が発売したとき、「大乱」と略しているやつも結構多かったですね。僕の周りだけかな(笑)DXが発売したぐらいから「大乱」は死語になった気がします。
初代はキャラ数こそ少ないですがそれ故にバランスが取れていると意見も多々あります。何せこの初期メンバー12体は1度もシリーズでリストラされたことのない基本中の基本なキャラなわけですからね、本作が今でも根強い人気を誇るのは当然の結果と言えるでしょう。
カービィ強すぎ
初代はカービィがぶっちぎりで強かったですね、その証拠にあまりの強さゆえにDX以降大幅な弱体化を余儀なくされました。「ストーン」がなかなかのぶっ壊れ性能でしたし、復帰力も高いし、「すいこむ」のおかげで幅広い戦い方ができるのが魅力的。当時、僕もこいつばっか使ってました。
しかしネットではキャプテン・ファルコン、フォックス、ピカチュウあたりも同じくらい強いという意見もかなり多くてびっくり。所詮僕は井の中の蛙だったわけですね(笑)
最弱……というか個人的に使いにくかったのはリンク、ドンキーコング、ルイージあたりかな。まあドンキーに限っては道連れを楽しむっていう遊び方ができますがこれやると友人同士でリアルファイトに発展しかねないので地元ではタブーだったなあ。
格ゲーへのアンチテーゼ
発売当時、システムが複雑化していた格ゲーへのアンチテーゼが込められた作品として有名ですよね。それ故、たまに格ゲーと混同されがちですが本作のジャンルはあくまで「対戦アクションゲーム」ということになっております。確かに面倒なコンボを覚えることなく楽しめますし、運よくハンマーなどの良いアイテムを手に入れられれば初心者でも上級者を倒せることが大いに可能な点はパーティーゲームとして非常に秀逸。
そういった遊びやすさがあるからこそ格ゲーが下火になっている今でも売れ続け、任天堂ハードを牽引するほどのキラーソフトになっているんだと思います。
体力を0にするのではなくキャラクターを画面外に弾き飛ばすっていう発想はすごく斬新で感動したなあ。このゲームのディレクターの桜井政博氏って本当に天才。
余談ですが隠しキャラクターとしてプリンが出てきたときはかなりビックリしたなあ。ピカチュウの次がアニメでレギュラーだったニャースとか圧倒的強さを誇るミュウツーとかじゃなくて何でお前なんだよと(笑)今思えば丸っこいからだがカービィと似ていてモーションを流用できるという理由だったのかな。