テイルズ オブ デスティニーの思い出

運命のRPG

初めてプレイしたテイルズオブシリーズの作品なんで非常に思い入れがあります。
僕がやったのはオリジナルのほうであるPS1版ですが、今からプレイするならリメイクのPS2版が遊びやすいかな。あっちのほうが戦闘の評判は良いみたいですし。
本作はフィールドで画面左下にあるアクティブパーティウィンドウにてキャラたちがボイス付きで話し合うのが特徴的ですね。ここからスキットが生まれたと思うと感慨深いなあ。
それからテーマソングである「夢であるように」は本当に名曲ですね。DEENで一番好きな曲です。

パーティーキャラの格差が激しい


キャラが多いのは嬉しいんですがパーティーの定員が6人という謎仕様がある上、ソーディアン・マスターとそれ以外ではかなり性能や出番に差があるのが残念。まあ初期装備であるソーディアンが最強武器だから仕方ない面もありますが。
もちろんラスボスはスタン、ルーティ、フィリア、ウッドロウの4人で挑みました。マリーは序盤はかなりお世話になったからいいもののチェルシー、ジョニー、コングマンはほとんど記憶に残ったエピソードはないです。そういえばコングマンってフルネームはマイティ・コングマンなわけですから苗字で呼ばれてるんですよね、このシリーズのパーティーキャラにしては珍しいですなあ。

リオン・マグナスという男

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TODを語る上で絶対に欠かせないのがリオン。人気投票では殿堂入りし、発売から20年近く経った今でもたくさんのファンから愛されるって本当にすごいです。PS2のディレクターズカット版でリオン編が追加されるなんてシリーズでは異例中の異例ですよ、滅茶苦茶優遇されますよね。
まず登場からして他のキャラとは格が違います。ハーメンツにて圧倒的な強さでボッコボコにされたときは絶望的な気持ちになりました。最近になってあの負けイベントは頑張れば勝てると知りましたが、あれに勝てる人がいるなんてすごいなあ。
そして彼の最期も衝撃的。ラスボスであるミクトランの手によって生きる屍となり「コロシテクレ……」と言いながらスタンたちに襲いかかる、という当時子どもだった僕からすれば結構なトラウマモノでした。リオン戦でかかる「Lion-Irony of Fate-」を聴くと今でも悲痛な気持ちになります。彼の魅力ってこういう悲惨な死に様あってこそだと捉えてるんですが、リメDではスタンと和解し、彼らだけをエレベーターに乗せ、リオンだけ濁流に飲まれて死ぬというよくわからない展開に。これはあんまりです。どうせ改変するのなら生存ルートくらい付け足してあげればよかったのに。
あと「魔人闇」と書いてマリアンと読むぶっ飛んだセンスが好きです(笑)

まあ要するに僕が言いたいのはこの手の女性に人気のキャラにしては珍しく男の自分でもカッコいいと思えるやつなんですよ、リオンって。

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