守る強さを知るRPG
テイルズオブシリーズで最も好きな作品です。そして僕がプレイしてきたRPGで最も戦闘が面白いゲームと言っても過言ではありません。このシリーズって割と新作ごとに戦闘システムをガラッと変えますが、僕としてはそんなことするくらいならGfの戦闘をベースにしたものでいいのにと本気で思ってます(笑)
元がWiiのソフトなのでグラフィックがやや粗いのが否めませんがそれを除けば文句なしの傑作と言えるでしょう。
成長システムが秀逸
育成はこのシリーズでお馴染みの称号を集めることがメイン。それはストーリーを進めて手に入るものだけではありません。サブイベントをクリア、レベルが〇〇になる、敵を〇〇体撃破する、プレイ時間が〇〇以上になる、といった具合に寄り道ややりこみ要素を極めることでどんどん強くなるっていうシステムが最高でした!
例えば雑魚戦でも「アスベルの魔神剣を使い込む称号はゲットしたから当分は砕氷刃を使っていこう」と計画的にプレイするのが楽しかったですね。
戦闘が爽快
正直言うと冒頭の少年編をプレイしているときは「戦闘が面白いって聞いていたのに……これ歴代最低でしょ」なんて早とちりをしてしまったんですが青年編になってB技が解禁になってからは掌を返すことに(笑)
本作はリメD同様TPがないのが特徴的。このおかげで次の戦闘を気にせずに術技や奥義をぶっ放せるのがグッド。CC(チェインキャパ)を上手く駆使し、A技とB技を組み合わせながらコンボを決めるのが爽快だったなあ。
僕は主人公のアスベルが大好きでして特に「白夜殲滅剣」はシリーズで最も好きな奥義です。「煌めく刃は勝利の証!」っていう台詞といいエフェクトといい完璧ですよね、カッコよすぎます。
それから通常戦闘曲の「抜刀!研ぎ澄ませ」も名前がちょっとダサいのが残念ですがこのゲームには欠かせない戦闘時に熱くなれる名曲でしたね。
最強パーティー
ラスボスやゾーオンケイジの攻略は
アスベル(主人公だし圧倒的に強い前衛)
ソフィ(回復もできる前衛)
シェリア(補助の要だしフリーズタイムはぶっ壊れ性能)
パスカル(優秀な後衛アタッカー)
といったパーティーで挑みました。
ヒューバートは自操作なら強いんですがCPUに任せるとあっという間にやられてしまうので除外。
マリクはあんながっしりした体格のくせに防御がへぼすぎるのが残念。
リチャードは……うーん、何か飛びぬけたものがあるわけでもないし思い入れも少ないんでぶっちゃけ印象が薄いですね(笑)
トロフィーで一番時間がかかったのは間違いなく「エレスポットマキシマム」でしょう。ラント裏山でみそおでんを食いまくって何時間も雑魚を狩りまくるという傍から見れば明らかに単調な作業を繰り返していましたが全然苦じゃなかったなあ。むしろトロコンしたときに「ああ、これでTOGfともお別れか」としみじみするくらいこのゲームを愛していました。