パシフィック・リム ネタバレナシとネタバレアリ感想

怪獣映画の傑作

ネタバレなし

あらすじ


時は近未来、人類は異世界からやってきた怪獣と呼ばれる巨大生物の攻撃により絶滅の危機に瀕していた。最後の望みは兄を亡くした元パイロットのローリーと新米のマコが乗る人型ロボットに託されたのであった。


怪獣映画を観るのは子どものころ以来ですが久々に楽しめました。ギレルモ・デル・トロ監督の映画でも最も好きな作品です。見どころは何といっても圧倒的な映像美でしょう。
吹き替えキャストにケンドーコバヤシが参加していますが、個人的にはそんなに悪くなかったので安心してご視聴ください。

ネタバレあり

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自分としてはやっぱり怪獣との戦闘を楽しみにしていたので正直マコがトラウマと向き合うところなんか割とダラダラしていたので「早く終わらないかなあ」なんて冷めた目で見てました。ローリーはスパッと兄の死を克服しているだけあって残念です。

一番好きなシーンはジプシー・デンジャーがコンテナを握って殴ったり、タンカーをまるで木刀のように扱う場面ですね、非常にユニークでした。チェーンソードが出てくるところなんか滅茶苦茶カッコよかったなあ。
戦闘シーンが暗いので見づらいという意見がちらほらあるようですが僕はそうは思いませんでした。

よくわからなかったのがローリーとマコは脱出ポットで生還できたのにペントコストとチャックはなぜ逃げられなかったのかということ。まさかストライカー・エウレカは脱出ポットが搭載してないなんてことないですよね……
あとなぜか原語版ではマコの日本語がカタコトなんですよ(吹き替えは菊地凛子ではなく別の声優が演じていますがこちらは普通)。あれはマコがペントコストで育ったせいで日本語のイントネーションを忘れてしまったからなんだそうですがこの設定いります?
彼女は流暢な日本語を話せる数少ないハリウッド女優なんだからちゃんとした発音で演じてほしかったなあ。

そういえばエルボー・ロケットが日本語版ではロケットパンチになっていますが中国語版ではなぜか天馬流星拳になっているんですよね(笑)この件で配給のワーナーブラザーズはクレームを入れたらしいです……まあしょうがないでしょう、ロケットパンチも「マジンガーZ」のものですが、ロボットと全く関係のない「聖闘士星矢」を使うのはいい加減なオマージュと言わざるを得ません。

余談ですが「萌&健太ビデオ」と「益代&由美子剣店」で大笑いしたのは僕だけではないはず。

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