魔界戦記ディスガイアPORTABLE 通信対戦はじめました。 感想

レベル上げが好きな人向け

「史上最凶やり込みシミュレーションRPG」というだけあって遊ぼうと思えばいくらでも遊べるんじゃないでしょうか。なんとレベルが9999まで上げられ億を優に超えるダメージを与えることができるのです。文字通り桁違いの強さを手に入れることができます。
チマチマレベルを上げるのが好きな人にはたまらない作品だと言えるでしょう。ただし、ストーリーはコロコロコミックのギャグ漫画みたいな感じで進んでいくのでそういったノリが嫌いな人は苦痛に感じるかもしれません。
今からプレイするならPSP版がオススメですかね、ちなみにサブタイトルにもある通信対戦は全くやってません(笑)

アイテム界


みなさんアイテム界という言葉を聞いたらどういったものを想像しますか?僕はアイテムがたくさん入手できる世界だと思っていたんですが、そうではないんです。
アイテムの中の世界のことなんです。本作のアイテムの中には最高で100階ほどあるダンジョンがあり、たくさんの敵が存在します。その中でもイノセントと呼ばれる中立の魔物やアイテム大王を倒すことによってアイテムを強化できます。
このぶっ飛んだ世界観を理解するのに要領の悪い僕はかなり時間を無駄にしました。初心者の方は最低限アイテム界の知識だけはしっかり予習しておいたほうがいいでしょう。
それとアイテム界はランダム生成されているとはいえ、個人的には少し単調に感じました。

移動キャンセル

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本シリーズをプレイしていて1番驚いたのは行動終了する前であったら移動をキャンセルできることです。どういうことかというと攻撃する前であったら例えばヒーラーで回復させたいけど対象のキャラ(仮にAとする)まで射程が届かないときはAを射程圏内まで移動させて回復したあとAが元いた場所に戻すことができ、おまけに戻した後もターン開始時と同様の移動と攻撃ができるんです。滅茶苦茶便利じゃないですか?
こんなユニークな動きができるSRPGを僕は他に知りません。

本編クリアまでのゲームバランスが秀逸

レベル上げを楽しむゲームと聞くとバランス調整を放棄しているように聞こえますが、本シリーズはそうではありません。本編は寄り道しないでもギリギリクリアできるくらいの絶妙なバランスなんです。それにアイテム界と違い、本編のマップは非常にギミックが凝っていて頭を使わなければ苦戦してしまうようなものばかりなのもいいですね。
ディスガイアはやり込む時間が膨大ゆえにしばしば「本編クリアまではチュートリアル」なんて言われたりしますがあながち間違いではないんですよ。まあその後の敵を倒すには膨大な時間が必要となるのは否めませんが(笑)

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