それぞれのバレンタイン
ネタバレなし
あらすじ
バレンタインデー、ロサンゼルスに住む15人がそれぞれ複雑に交錯しながらかけがえのない相手と真に向き合っていく。
日本じゃバレンタインといえば女性が意中の男性にチョコを贈る日ですがアメリカでは男女問わず意中の相手にプレゼント(花が多い)を贈る日みたいです。
そんな妙に浮かれた1日を描いた本作……割と引っかかるところも多いですがそれなりに楽しめました。ジャンルは恋愛映画ですが一応バレンタインを一人で過ごすキャラもおり、僕みたいな寂しい人間のこともちゃんと配慮してくれているのもグッド(笑)
ネタバレあり
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この映画、どうもいい加減な部分が2点あるんですよね。
まず1点目。エステルが終盤であの墓地にやって現れますがどうやって入ったんでしょう。だってエドガーは売り切れだったにも関わらずジェイソンが券を譲ったおかげで入れたわけじゃないですか。それより後からやって来た彼女が入れるわけないでしょうに。
そして2点目。エディソンってどうやってあのレストランにジュリアがいるってわかったんでしょう……ジュリアが本来あそこに行く予定はなかったですよね。リードがわざわざ電話して今どこにいるか聞いたくらいしか考えられないんですがそうだとするならジュリアと飛行機で別れてからラストの橋で再会するまでの劇的な変化があった間に話す機会があったということになってしまいますよ。
たくさんの話を126分にまとめるのは大変なんでしょうが必要な描写を省きすぎてるように感じました。
それからジュリアがエディソンの告白を軽くあしらった後に「その花レイニーに渡しなよ」みたいなこと言うのってなかなか鬼畜じゃないですかね(笑)そんな経緯で生まれたカップルが上手くいくわけないでしょうに。
あと正直ジュリアとリードはくっついて欲しくなかったです。友達のままでいてほしいと思ったのは僕だけではないはず。というかプロボーズに失敗した男と意中の相手が妻子持ちだと知った女が1日のうちにくっつくのはどう考えても厳しいよなあ。
いざ振り返ってみると応援したいカップルがあんまりいませんでした。強いて言うならアレックスとグレースが微笑ましくてよかったですね。
そういえばジュリア・ロバーツとその姪であるエマ・ロバーツが共演しているのできっとケイトとグレースは親戚に違いないと思っていたらエディソンのシッターと母親という関係でしかないのには拍子抜けしてしまいました(笑)
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