ボーン・アイデンティティー ネタバレナシとネタバレアリ感想

手がかりは銀行口座のみ

ネタバレなし

あらすじ


マルセイユ沖である男が漁船により救助される。彼は記憶を失っており、皮膚にはスイスの銀行口座が記されたマイクロカプセルが埋め込まれていた。早速彼は銀行へ向かい、自分が何者なのか調べようとするが……


原作は1980年の小説「暗殺者」ですがそっちは未読 、そしてそれを元にしたテレビドラマ「スナイパー/狙撃手」も未見で本作を鑑賞しました。
個人的にボーンシリーズは1が1番緊張感があって好きですね。話が結構難しいですがアクション映画としてもスパイ映画としても非常によくできてきます、オススメですよ。

ネタバレあり

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僕が一番気に入っている場面はボーンと狙撃手の戦闘シーンです。遠距離から狙撃銃で狙ってくるという圧倒的有利な相手に対し散弾銃1つで仕留める姿がもう本当にクレバーでカッコよすぎ!銃声で鳥を羽ばたかせることにより自分の足音を察知されないようにしそれに勘付いた相手も接近戦を予想して拳銃に切り替えるという駆け引きがかなり秀逸でした。
カーチェイスも迫力たっぷりで申し分なし!
あとラストで銃を逆さに握って撃つのも印象的でした。ただ死体をクッションに落下するのは意外性こそありますがいくらなんでも無理があるだろと感じました(笑)彼がそこまでしなければいけないほど追い詰められてるようには見えませんでしたし。

それからマリーが「私が待ってるの忘れちゃうんでしょ」と言った後のボーンの「忘れっこないだろ、君しか知らないのに」というセリフは滅茶苦茶ロマンチックですなあ。彼女の嬉しそうな笑顔が忘れらません。きっとこのときにどこまでもついていくと覚悟を決めたんでしょうね。

よくわからなかったのがボーンの皮膚にカプセルを埋めたのは誰かということ。他の人の解説を見ると意見が2つに別れちゃってるんですよね。CIAを信用ならないと思った彼自身が何かあったときのために埋めたのか、それとも彼が死亡したときスムーズに所持品を回収するためCIAがこっそり入れたのか……うーん、どっちなんでしょう。

ところでこの映画をベースにしたPS3およびXbox 360用ソフト「Robert Ludlum’s The Bourne Conspiracy」が出ていますが残念ながら日本ではなぜか発売中止になってしまったんですよね。でもボーンの顔がマッド・デイモンじゃないから僕としてはそこまでプレイしたくないかな。

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