ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君の思い出

食わず嫌いして損した……

突然ですが、「ドラクエ派かFF派か」って割とよく出る話題ですよね。僕は子供の頃は断然FF派でしてドラクエは食わず嫌いをしていたんです。理由は主に2つありました。まず第1に何だかキャラデザやテキストが幼稚だなあというイメージがありました。子供のくせに子供っぽいのが嫌いだったんですよ(笑)嫌なガキですね。ただこっちはそんなに大した問題ではありませんでした。
むしろ第2の理由のほうがネックでして……それは戦闘中キャラが映らないのが当時の僕はすごく嫌だったからです。古典的RPGは本来そういうものだということは重々承知していますが、当時ハマっていたFFは全作品ちゃんと味方が横並びで表示されていたのでそれに慣れてしまったんです。今思えばどうしてこんなことを気にしていたのかさっぱりわかりませんね(笑)
ところがDQ8からはちゃんと味方も表示されていると知り、購入に至りました。いやー、本当に買って良かったです。食わず嫌いなんてするもんじゃないですね。おススメです。僕がプレイしたのはPS2版ですが今からなら3DS版がいいと思います。

スキル


振り分けに関しては格闘を除く何か1つの武器のスキルと武器とは関係ない一番下にあるスキル(「ゆうき」、「人情」、「お色気」、「カリスマ」)を重点的に上げれば良いんじゃないでしょうか。僕は主人公は剣、ヤンガスは斧、ゼシカは杖、ククールは弓を鍛えました。主人公なんか槍のほうがいいみたいですがこれでも問題なくクリアできましたよ。
そういえば父親なんかスキルを満遍なく振っていて、僕が「そんなんじゃ詰むよ」と忠告しても「俺の好きにやらせろ」と聞く耳を持たなかった結果、案の定中盤あたりで上手くいかずに投げ出してしまいました。国民的RPGなのだからこういう初心者のために振り直しできるアイテムくらいあっても良かったのではないでしょうか。

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テンション

本作を語る上で欠かせないのが新システムであるテンションでしょう。スーパーハイテンションになるとスーパーサイヤ人のように変身するのが印象的。序盤こそあまり使えませんが終盤で味方全員のテンションを上げることができるアイテム「ふしぎなタンバリン」が手に入ってからは大活躍するんですが、それ故に戦略性が薄くなってしまうのが残念です。
タンバリンは当然ククールに持たせました(笑)主人公は回復役として優秀ですし、ヤンガスは守備力をダウンさせる「かぶと割り」が便利、そして何といってもゼシカは本作最強のアタッカーですから。ククールがダメというより他が有能すぎるんですよね。でももし彼が有能だったら誰にタンバリンを持たせるか非常に悩んだと思います。どうせ誰かがやらなければいけないことを引き受けてくれるククールってステキ。

ちなみに本作はシリーズで国外で最も売れた作品なんですが、その理由はFF12の体験版が付属しているからなんですよね。どうして海外ではドラゴンボールは人気なのにドラゴンクエストはさっぱりなのか、謎です。海外でドラクエがヒットする日はくるのかなあ……

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