パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会 ネタバレナシとネタバレアリ感想

銀行強盗VSヤバい家主

ネタバレなし

あらすじ


銀行強盗を行ったジョンは警察から追われていたが、ウォーウィックという男が住む家に身分を偽って潜り込む。しかしこの家主はどこか様子が変だった……


あまり評価が良くない作品です。僕としてもあまりオススメはできません。キャストもパッとしませんし。
小物の悪党がヤバい悪人と鉢合わせてしまうっていう展開は好きなんですけどね。

ネタバレあり

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結局ウォーウィックは猟奇的なメイクが好きな変人ということでいいんでしょうか?でも最後に真実に気付いた刑事は明らかに殺される雰囲気でしたよね(笑)やっぱり人殺しだったの?
本作は制作側が話の展開を二転三転させることを意識しすぎた印象です。

あ、今観返したらウォーウィックが前のパーティの8ミリ(自分の体を刻んでいる映像)をジョンに見せているとき「自分でメイクしたんだ」と言ってるじゃないですか(笑)完全に見落としてました。
それに彼がジョンにレプリカのドスで刺された後裸を見せたとき、自分を切り刻んだ傷すら残ってないのはおかしいですよね。ここはなかなか秀逸。
今思えばレプリカが飾ってあったのは彼が偽りのもので楽しんでいることを示唆してるのかな。
あと彼はジョンのケガの血によって汚れた床を一生懸命拭いていたので単に綺麗好きなのかなと最初は思いましたが、その後何の躊躇もなく皿を叩きつけていましたのでおそらくそうではないはず。ひょっとしてウォーウィックは本物の血が苦手なのではないかなと僕は考えます。

ウォーウィックが警部補っていうのは想定外でした。ただできればそれを仄めかす伏線があったら最高だったのに。まあ自分がそれに気づいていないだけかもしれませんが。
それとジョンがウォーウィックと駐車場で再会したときもうちょっとリアクションがあってもよかったんじゃないかな。普通なら滅茶苦茶ビビると思うんですよ(笑)

それにしてもジョンって頭がいいんだか悪いんだかわからないキャラでした(笑)チェスが強かったりシモーンが黒幕だと自力で気づいたりと頭脳派の一面もあれば、逃走中にも関わらずワインを飲んでしまったり、せっかく自由になったのにウォーウィックの挑発に乗ってしまったりと残念な部分もありましたからね。
それから途中までウォーウィックに自分が強盗犯だとバレないよう取り繕っていたのに彼を怒鳴りつけてまでラジオを聴こうとする展開は流石に強引に感じました。

余談ですが、女性のコンビニ(?)強盗って初めて見ました。何だか新鮮でしたよ(笑)

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