君と響き合うRPG
僕が買ったのはユニゾナントパックというものでしてシンフォニアがHD化されたものなんですがはっきり言って綺麗とは言い難いですね。頭身が低いのが致命的です。
追加要素も一応ありますが秘奥義カットインと衣装と新しくアレンジされたテーマソングくらいなので期待しないように。
とにかく新規の方ならともかくプレイ済みのかたが満足する出来ではないと思います。
ラタトスクのほうはHD化する意味は十分あったと思いますが、あまり評判が良くないだけあって面白みを見出せず途中で辞めてしまいました。オープニングなんかは好みだったんですけどね。
シリーズ初の3Dアクションだが……
戦闘がかなりイマイチでした。せっかく3Dになったにも関わらずフリーランがないせいで戦闘はもはや2Dと大差ないんです。しかし他の仲間や敵は自由に動いてるはどうかと。
このゲーム独自のユニゾンアタックもなんかパッとしません。
ちなみにラスボスはロイド、プレセア、リフィル、ジーニアスで挑みました。一番使いづらかったのはダントツでしいな。精霊と契約するとき彼女をパーティーに入れなきゃいけないと知ったときは困りました(笑)
技の派生
本作は技がテクニカルタイプとストライクタイプのどちらかに派生していきます(例、魔神剣ならTタイプは魔神剣・双牙、Sタイプは剛・魔神剣といった具合に分岐)。しかしどちらか一方のタイプの技を習得した場合、もう片方の技は習得できないんですよ。習得させるにはすでに覚えていた技をいちいち忘れさせなければいけません。
どうしてこんな仕様にしたんでしょうか、GC版ではどちらも習得できた裏技があったようですからシステムの都合ではないはずなのに。
ファンタジアとの繋がり
クリアしてから知ったんですがこのゲームってファンタジアの過去の世界を舞台にしていたんですね。TOPをプレイしたのが結構前だったのですっかり内容を忘れてしまっていましたよ。確かにしいなとすずの苗字が同じだったり、ユミルの森が両作品にでてきたりと共通点はいくつかありますが一番驚いたのはシルヴァラントとテセアラを重ねるとTOPの世界地図になったことですね、こういう設定はグッド。
あと多分TOP未プレイの人はラストでロイドが樹につける名前がわからず仕舞いなんじゃないですか?調べればわかることですが本作にハマった人は是非TOPもプレイするといいですよ!
話が重い
テイルズオブシリーズの作品にしてはやたらと話が重かったですね。
特に冒頭にて老婆のマーブルが化け物になった挙句自爆し、ロイドとジーニアスが責任を問われイセリアから追放されるシーンはなかなか衝撃的。今思えば僕の中ではここがピークだったなあ。
余談ですがかの有名なロイドの「どこでもいいさ」は賛否両論ですが自分としてはいくらなんでもあんまりだなと感じました。
名作と聞いていたからこそ投げ出さずに最後までプレイしたんですが正直終始苦痛でした。せめてGC版の発売当初にプレイできていれば評価も違ったんでしょうが。 トロコンは最低4周必要ですし、おまけに本作はムービーや会話がスキップできないので早々に諦めました。