ピクミンの思い出

弱肉強食の世界へ

ライトユーザー向けに見えますが日本ではあまり馴染みのないRTS(リアルタイムストラテジー)要素を強く含んでいることもあって難易度がかなり高いのが特徴的です。またピクミンのかわいさとは裏腹に一歩間違えればピクミンが簡単に食われてしまったり目的のために敢えて少数のピクミンを犠牲にするといった残酷さも兼ね備えた異色作です。弱肉強食の世界を存分に味わえるゲームは本作以外ないと言っても過言ではありません。
今から遊ぶならWiiやWii Uでプレイできる「Wiiであそぶ ピクミン」がオススメですよ。

初見では……


最初のステージである「遭難地点」はピクミンが死ぬことがないんで意味もなくここでペレットを餌にピクミンを増やしてました。若くてピュアだった頃の僕はとにかくピクミンを死なせることが苦だったんですよ……まあ今じゃピクミンが死んでも何とも思わない心が荒んだ大人になってしまいましたがね(笑)
パーツ回収はそっちのけだったので1周目は当然のようにバッドエンドを迎えました。というか初見で脱出エンドを迎えられる人なんてほとんどいないんじゃないでしょうか。もしいるならその人相当すごいですよ。
こういう引きこもりプレイは一見つまらなそうに見えますがオリマーの探索日誌がなかなかユニークな内容になるんでよかったら試してみてください。
そんでもって3周目か4周目あたりでようやくパーツを全部集めることができました。僕は割と期限ぎりぎりでクリアしましたが世の中にはわずか6日でクリアする猛者もいるのが驚きです。

数々のトラウマ

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このゲームはホラーゲームでもないくせに数々のトラウマを僕に植え付けてくれました。
まずは最初に「希望の森」でチャッピーと出会ったところですね。おそらくここでほとんどのユーザーが初めてピクミンが捕食されてしまうという悲劇を経験したはず。おまけにコチャッピーをちまちま痛めつけているとアカチャッピーを起こしてしまうんですよね。アカチャッピーがむくっと目を覚ました時は手に汗をにぎりましたよ。ただこいつらは恐ろしいのは最初だけで数をこなしていけば犠牲を出さずに倒すことは十分可能なんでそこまで脅威ではないですね。眉間にピクミンを投げて一撃で倒すときなんか最高に気持ちいいですし(笑)
続いて「樹海のヘソ」で出てくるボケナメコ。攻撃してこないことを良いことにピクミンを投げまくっていたらいきなり胞子をぶっかけられ、自分のピクミンがキノコピクミンとなってオリマーに襲いかかってきたときはゾッとしました。これが怖くて怖くてオリマー単騎でボケナメコのところまで行ってわざわざ殴り殺すという面倒なことをして対処しました。
そして本作一番のトラウマは何といっても「大水源」のドドロでしょう。オニヨンのところまでやってくるのは卑怯すぎます……倒せばピクミン100匹分の栄養を持つ金の球がもらえますが僕のときは300匹近くピクミンを死なせてしまったんでトータルで言えば大打撃でしたね。ダイオウデメマダラなんかよりよっぽど苦戦しました。ちなみにドドロはあんなにかわいいミウリンの孵化に失敗した生き物だという説を聞いてからミウリンへの見方が変わったのは僕だけではないはず……

そういえば僕、主題歌「愛のうた」のCD持ってるんですよね。そんなに好きな歌っていうわけじゃないのにどうして買ったんだろう(笑)

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