どのバージョンも一長一短
やたらと評価高いですけど僕はあんまり好きじゃないかな。あ、戦闘曲だけは好みです。この作品から中世ファンタジー要素が薄れ、SF色が強くなった気がしますね。
今からプレイするならSFC版、PS版、GBA版、スマホ版がありますが正直どれも一長一短なんで好きなハードで遊んだらいいと思います。
ちなみに僕が持っていたPS版は今でもそこそこ中古の価格が高いみたいですが某有名チェーン店に安く買い叩かれて悔しい思いをした覚えがあります(笑)
戦闘バランスがいい加減
もうずいぶん前にプレイしたんでよく覚えてないんですが僕のパーティはウーマロさえ入れれば敵をガンガン倒してくれた気がします。でもネットの意見を見るとウーマロってかなり弱い部類にはいるみたいですね。当時は魔石ボーナスとやらを知らなかったせいで他のキャラが全然うまく育てられませんでした。まあそれでも大して苦戦するような敵はいませんでしたが。
あと大抵のボスは倒せるとんでもないバランスブレイカーでお馴染みのバニシュデスはプレイ中は全く知らなかったので一切使わなかったです。
こんな感じで戦闘のバランスはシリーズで一番ガバガバだと思います。
シナリオ後半の自由度は高い
崩壊前は普通の一本道のシナリオですが崩壊後からは自由度が一気に広がるのが特徴的。
まずほとんどの人は散り散りになった仲間を全員集めると思いますが、セリス、エドガー、セッツァーのわずか3人でクリアもできるのがかなり斬新でした。
そんでもってシドを助けてやれなかったのは僕だけではないはず。普通のスピードの魚が2種類いてどっちかは大ダメージ食らうなんて初見殺しにもほどがありますよ。ていうかあれって生魚なんじゃ……(笑)
それからシャドウも見殺しにしてしまった人も多いのではないでしょうか。
こんな感じで引き継ぎ要素とか特にないですけど2周目をプレイした人も結構いたでしょうな。
セッツァーのあの台詞について
本作でやたらと印象にに残っているのがセッツァーのあの台詞……エンディングで右の扉へ進んだセリスとエドガーに対し、「今考えていることの逆が正解だ。でもそれは大きなミステイク。」と言ったのが忘れられません。
子どものころは「むずかしくてよくわからん」くらいに思っていたんですが大人になった現在でも今ひとつ掴めません。ネットでも色々な解釈がありますがやっぱり自分の信念を大事にしろよってことなんですかね。
それにしてもダリルはこの言葉が口癖だったみたいですがこんなことをしょっちゅう言うやつとはできれば距離を置きたいです(笑)
あとこのゲームはやたらとバグが多いことでも有名。52回全滅すると様々な不具合が起きるやつとかなかなかユニーク。
発売から23年経った今でも熱心なファンが新たなバグを見つけようと躍起になっているみたいですね。どんな形であれこれだけ長い間ファンがプレイするのは愛されている証拠だよなとしみじみ感じました。
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