チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密 ネタバレナシとネタバレアリ感想

盗まれた名画を探せ!

ネタバレなし

あらすじ


英国貴族のチャーリー・モルデカイは破産寸前のインチキ美術商であった。ある日彼はMI5のマートランド警部補から裏社会に精通していることを理由に何者かに盗まれたゴヤの幻の絵画の捜索を依頼される。


原作はキリル・ボンフィリオリの同名小説ですがそっちは未見で本作を観賞しました。評価が結構低めですが僕の感想としてもかなりイマイチだったと言わざるを得ません。もう少し絵画に精通していれば楽しめたんでしょうかね。
あと吹き替えキャストにオアシズの大久保佳代子がいますが正直あんまり上手くないです。そこまで出番が多いわけではないのが幸いですが。余談ですが起用された理由は配給元であるKADOKAWAの担当者がラジオで聴いた彼女の声が凄く可愛かったからオファーしたそうです。いやー、あくまで僕個人の意見ですがすごく面白い女芸人であるとは思いますが声が可愛いと感じたことは一度もないですね、年相応の声でしょう(笑)しかも彼女が声を当てたオリヴィア・マンとは10歳も離れていますし……別に宣伝のために声優以外の芸能人を起用することが悪いことだとは言いませんがキャスティングに至った経緯を表に話すのであればもう少しマシなものをお願いしたいですね。

ネタバレあり

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一応アクションコメディ映画みたいですが全然笑えませんでしたし手に汗握るシーンも全くなかったです。
特に主人公たちがサイドカーに乗って逃げる場面なんか僕としてはサイドカーのカーチェイスなんて滅多に観られないから一体どんなアクションが繰り広げられるのだろうとワクワクしていたんですが、大した見せ場もなく終いにはこっそり引き返してやり過ごすという展開には本当にがっかりしました。ああやって敵をやり過ごすことが笑いどころなのかもしれませんがせめてアクションで締めてほしかったですよ……ちなみに予告編ではチャーリーが地図を落としてしまうシーンがあったんですが何故かカットされています。どうしてそこをカットしたんでしょうね、謎です。
それから全体的に安易な下ネタが多いんですよ。ゲロだとかタマだとか。誰かも言ってましたけど下ネタで滑るのって一番ダメだと思います。白けるだけですよ。
それとジョアンナの髭嫌いの話もしつこく感じました。

ただチャーリーが面白くないだけでジョックのキャラはかなり良かったですね。彼をメインにした話だったらもうちょっと楽しめたろうなあ。

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