ちょっと失速気味かも
ネタバレあり
なんだか全体的に話の進み具合が遅くなったような……以前はもっと1つのシーズンにいろんなエピソードが詰め込んであったと思うんですよ、気のせいかな?
以下、キャラクターごとの感想を。
それでも母親かよ、メアリー
ギリンガム卿との一件は本当に呆れましたよ。子どもはそっちのけで自分は恋に現を抜かすなんて……もちろんこの時代の貴族は子育ては乳母に任せるということは承知していますがイーディスがあれだけ子を想っているのと比べてしまうとそう感じずにはいられません。 そういえば一家の中でマリゴールドの母がイーディスであることを知らない唯一の人間なんですよね……彼女がいかに厄介者であるかを如実に表していると思います。
今シーズンの主役、イーディス
シーズン5で最もスポットが当たったといっても過言ではないですね。まさかグレッグソンまで死んでしまうとは驚きです。これでロバートの子どもたち(ブランソンも含めると)は全員やもめになってしまいました。 あとマリゴールドの里親もちょっと気の毒でしたね。イーディスにとっては嫌な奴だったかもしれないけれど育ての親としては申し分ない人でしたから。
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疑ってごめんな、ベイツ
まさか殺していなかったとは……しかも僕、シーズン4の感想にて実はヴェラも殺したんじゃないかというとんでもない疑いまでぶつけてしまいました(笑)恥ずかしいです。犯人は明らかになっていませんが昔グリーンに襲われた被害者が復讐したってところですかね。事件の目撃者がアンナと見間違えたのはおそらくグリーンがああいう外見の女性を好んで狙ったからもしれません。
まさかの逮捕、アンナ
僕はこのドラマ大好きなんですけど正直グリーンの死亡に関するミステリーじみた話はダメダメだと思います。まず「なぜ来たんだ?」という言葉だけで警察が殺人事件の捜査をするとは考えられません。それにベイツが自白したところで犯人である確固たる証拠がないわけですからアンナが釈放されるわけないでしょう。まあ実際に当時の警察がアホだったら話は別ですが(笑) あとアンナの悲痛な過去が明らかになりましたね。もう本当に他のキャラに比べて幸が薄すぎます……いや、愛する人が生きてるだけましなのかな。
お手柄、モールズリー
シーズン5ではベイツの無実を証明する有能っぷりを見せつけましたがそもそも目撃証言で無罪になるのにヨークで一軒一軒店を訪問してなかったのかよ!と思わず突っ込んでしまいました。なんのために弁護士がいるのやら……(笑)
貴族制と民主制の狭間、ブランソン
今シーズンのブランソンはとにかく平等であることを求めるバンディットと有能なリーダーによって民衆を統治することを理想とするロバートの狭間で揺れているのが特徴的。個人的には2人の言ってることは正反対ですがどちらも間違っているようには思えません(バンディットの性格は最悪ですが)。運転手から貴族になった彼には2人の良いとこどりをしてほしいものです。
その結婚はやめとけ、イザベラ
マートン卿との結婚はあんまりオススメできないなあ。一見息子たちだけが悪者のように見えるけどああいう風に育てたのはやっぱり親の責任ですし……ていうかクラークソンじゃダメなんですかね(笑)彼のほうがよっぽどお似合いだと思うんですが。
意外とやきもち焼き、ロバート
旦那様も人を殴ったりするんですね(笑)びっくりしましたよ! ところでコーラにやたら腹を立てていましたがシーズン2でジェーンとキスまでしていることを棚に上げてる時点で旦那様のほうがよっぽどひどい気がします。コーラと喧嘩したあとに色々考えた結果自分の寝室へ戻る場面は笑えましたが。
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昔の話はどうでもいい、ヴァイオレット
ロシアの貴族と不倫をしていたことが発覚しましたが滅茶苦茶どうでもよかったです(笑)このエピソードはかなり退屈でした。そもそもダウントン・アビーってなぜか昔を回想するシーンがないから2人の会話だけで当時の様子をイメージしなければいけないのが辛かったですね。 彼女の使用人であるスプラットとデンカーの話のほうがよっぽどユニークで面白かったです。
盗みの過去を持つ侍女、バクスター
やっと過去の秘密が明らかになりましたが……うーん、シーズンを跨ぐほどのものかなあ(笑)もう少し衝撃的なものを期待していたのは僕だけではないはず。
普通になりたかった男、トーマス
当時のイギリスでは同性愛は犯罪だったんですよね。ここからは推測ですがトーマスが掴まされたのは生理食塩水だったけどホルモン注射のつもりで買ったんじゃないでしょうかね。昔はそれが同性愛の治療として有効だとされていましたから。彼も辛い時代に生まれてしまったものです……あと100年遅く生まれていれば今よりは幸せだったでしょうに。 でもできれば最後くらいバクスターのように改心して何かベイツたちに良いことの1つや2つくらいしてほしいもんですよ。
鈍すぎ、コーラ
ブリッカーがコーラの部屋に来た時はハラハラしましたね、アンナの二の舞になるんじゃないかとヒヤヒヤしましたよ。でもあいつの下心に気づかないコーラにはちょっとイライラしました(笑)
勉強熱心、デイジー
バンディットと出会ってから勉強に打ち込むようになったもののそれが何だか悪い風にしか作用してない気がしますね。学校に行き直したり、転職したりするのかと思ったんですが次のシーズンで動きがあるのかな?
結婚おめでとう、ローズ
アティカスの家に嫁いだはずだから次のシーズンは出ないんだろうな……美女が1人減ると悲しいですし、僕としてはもう少しキリスト教とユダヤ教の価値観の違いみたいなものが観たかったなあ。
お前も結婚すんのかい、カーソン
いきなりプロポーズしたときはビビりました(笑)彼が自分からアクションを起こすことってほとんどなかったですから。 最終話の注目は全部彼が持っていたといっても過言ではありませんね。
OKすんのかい、ヒューズ
プロポーズの返事はまさかの即答。2人は絶対結婚しないような関係だと思っていたのでこれは予想外です。でもカーソンがヒューズを好きになる理由は理解できますがヒューズがカーソンを好きになる理由はいまいちわかりませんが(笑) まあとにかく幸せになってほしいですね。
ちょっとシーズン4より熱が冷めちゃいましたね。しかしいよいよ次はフィナーレですから期待してますよ!
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