黒人男が白人女に大変身!
ネタバレなし
あらすじ
クビ寸前のFBI捜査官コンビであるコープランド兄弟はわがままなウィルソン姉妹を誘拐犯から守る護送中に交通事故を起こしてしまい、彼女の顔に傷をつけてしまう。兄弟は女装して姉妹の替え玉になろうとするが……
ウェイアンズ兄弟の作品で一番好きな映画です。
本作は商業的には成功したんですがゴールデンラズベリー賞を総なめしてしまったんですよね。でもかなり面白かったですよ。オススメです。明言はされていませんがウィルソン姉妹はどうみてもヒルトン姉妹をモデルにしているのが見え見えで最高でした。
ただし下品な描写が多いので苦手な人は注意。
ネタバレあり
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僕はこの映画を観ていてふと去年の年末に起きたガキ使の黒塗り騒動が頭をよぎりました。本作も人種差別だと指摘されたりしてんでしょうかね。それとも白塗りなら騒ぎにならないんでしょうか。もちろん人種で人を馬鹿にするのはあってはならないことですが最初から最後までちゃんと観れば差別の意図があるかどうかなんて簡単にわかると思うんです。たまに外国人がアジア人のモノマネとして目を細めたりしますが僕だってそれだけでカッとなったりはしませんよ。本作にしろガキ使にしろたくさんの人を十分笑わせてくれたんで批判には負けずこれからもどんどんこういったコメディを制作してほしいですね。
さて、真面目な話はこれくらいにしておきましょう。
僕が一番腹を抱えた場面はやっぱりクラブでダンスをするシーンですね。
ラストでコープランド兄弟の正体がバレた後でも白人トリオと友情が芽生えていたところは微笑ましかったなあ。マーカスがカレンが異性のために必死に努力しているのを間近で知ったことにより妻とちゃんと向き合う展開もグッド。本作はコメディとしても秀逸ですが観ていてほっこりするところが多いのがいいですね。
あと個人的にはラトレルのキャラがツボでした(笑)
それにしてもデニース役のRochelle Aytesってあまり有名な女優ではないですが滅茶苦茶美人じゃないですか。ケビンが任務すっぽかしてデートするのも無理ないですよ(笑)
そういえばパーティーの客の中に「LOST」のケイト役でお馴染みのエヴァンジェリン・リリーがいるみたいですが残念ながらどこにいたのかちっともわかりませんでした。
続編の話があったんですがナシになってしまったんですよね。ただマーロン・ウェイアンズは乗り気みたいなんで僕もまだ諦めませんよ!
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