テイルズ オブ ザ ワールド レーヴ ユナイティア 感想

普通のSRPG

元がタクティクスユニオンというスマホゲームなだけあって全く期待していなかったんですがAmazonで非常に安くなっていたので軽い気持ちで買ってみました。感想としましては暇つぶしにはなったかなという印象です。
本作はテルン編とナハト編に別れていますが前者からプレイすることを推奨します。後者は前者のプレイを前提としたシナリオなんでね。両方合わせて大体20時間くらいでクリアできると思います。

歴代キャラが記憶喪失


本作はテイルズオブシリーズのお祭りゲームの中でも結構異質な作品でした。歴代キャラがレーヴァリアという夢の世界に集結するんですが全員が自分の名前以外の記憶を喪失しているという設定なんです。
例えばシンフォニアの主人公であるロイドはリバースのヴェイグと初対面なのは当然ですよね。しかしロイドはこの世界ではコレットやゼロスのことも知らないんですよ。それ故に普段とは違った新鮮な絡みが見れてなかなか良かったです。

テルン編

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パーティーはバランス良く前衛4人後衛4人の編成にしようと考え、アスベル、ユーリ、ジュディス、フレン、ナタリア、テルン、リタ、ルビアの8人をメインに育てることに。奇しくも半数がヴェスペリアのメンバーになってしまいました。
特にお世話になったのはリタですね。元から「リミッター」を所持しているのでオーバーリミッツを有効活用し「デモンズランス」をガンガン撃ちまくる強力なアタッカーとして大活躍してくれました!あと連携でナタリアやルビアが使う「シャープネス」を使ってから強力な術技を叩き込むコンボがなかなか強烈でした。
スキルはまず真っ先に経験値が10%アップする「ハピネスシング」を習得しましょう。それからこのゲームはAPが常に不足しがちなんで「スピリッツ」や「APプラス」にSPを振りましょう。前衛は「ダッシュ」や「カウンター」、後衛は「サポート」なんかに振るのもオススメです。
余談ですがシリーズで圧倒的な人気を誇るリオンが本作ではかなり存在感が薄いのが意外でしたね。その一方でアスベルなんかは最初から使えるキャラなだけあり主人公のようなポジションでして僕としては最高でした。

ナハト編

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ボリューム不足な感じが否めませんが、第4話「夢幻の天橋」でルークを護衛するところや第11話「滅びの院」でクリスタルの爆発で相手を倒すステージなんかテルン編と比べると捻りが効いていて面白かったです。あとルドガーが普通にベラベラ話しているのには思わず笑ってしまいました。
ただこっちは全体的に敵が強くフリーマップなどでレベル上げをしないと厳しいかもしれません。まあパイングミやレモングミを買いまくってごり押しするのもありですが。
パーティーはテルン編では使えなかったメンバーを中心に考え、ナハト、ユリウス、ヒスイ、プレセア、アニー、マルタ、リッドといった具合になりました。アニーはリバースでもあったように指定のマスに補助効果を付与するという他のキャラとは一線を画した性能の持ち主だったんですが意外と敵も味方もあちこち移動することが多かったんで最後まで上手く使いこなせませんでした。

最初は2周目もやるつもりでしたがレベルの引き継ぎができないくせにGRADEショップには経験値2倍しかないことにかなり萎えました。そもそも2周目にやることがEXミッションと好感度上げくらいしかないなんでそのためだけにわざわざプレイするのはちょっと気が折れますね。
せめてもう少し戦闘のテンポが良ければなあ……

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