もし現代に魔女がいたら
ネタバレなし
あらすじ
主人公コールダーは800年前 、魔女の女王の呪いにより不老不死になってしまう。現代に至るまで魔女と戦い続けていたが36代目の相棒であるドーランが何者かによって殺されてしまう。37代目とともに真相を追い求めるが……
評価もかなり低いですし僕としてもあまりオススメできません。魔法のCGはなかなか綺麗だったんですがね。
ちなみにこの映画、世界初のRPGとも言われている「ダンジョンズ&ドラゴンズ」に影響を受けたようです。自分はプレイしたことがないんでよく知りませんがもしD&Dがお好きなら楽しめるかもしれませんよ。
それと虫がやたらと出るので苦手な人は注意。
ネタバレあり
まず不老不死っていうのがダメだと思うんですよ。バトルモノで主人公が死なない作品なんてほとんどないんじゃないですか、話を面白くするのがかなり難しいでしょうしね。弱点らしい弱点もないせいで全体的に緊張感がなかったのが残念です。
あとコールダーが妻子を殺されたという背景を持たせるならCAを取っ替え引っ替えしているという設定は正直なくてもよかったのではないかと思います。
それから37代目を裏切らせる必要あったのかな……っていうかドーランって何の役にも立ってないような気がします(笑)
エンディングで流れたThe Rolling Stonesの「Paint It Black」のカバーもどうも好きになれませんでした。やっぱり原曲が良いです。
1つ気になったのはコールダーの愛車のカットがやたら多い割にはカーチェイスが全くなかったこと。魔法×カーアクションってすごく面白くなりそうだったのになあ。
さて、良い点を1つ挙げるとするならコールダーが使う炎の剣が滅茶苦茶カッコよかったことくらいかな。燃える剣ってどうしてあんなに男のハートを掴むんでしょう(笑)そういえば最近では古臭いと思われているのか炎のCG処理が大変なのかわかりませんがゲームでもああいう剣が出てこなくなったなあ。おかげで何だか懐かしい気持ちにもなりましたよ。
続編も作れそうな終わり方でしたが興行収入がダメダメだったみたいなんで厳しそうですね。まあ仮に作られたとしてもおそらく観ないと思いますが。
余談ですが最初観たときは800年前のコールダーと現在の彼が同じ役者に見えなかったのは僕だけでしょうか。ヴィン・ディーゼルって髪と髭だけでだいぶが印象変わるんだなあ。