ワンダーウーマン ネタバレナシとネタバレアリ感想

女性向けアメコミ映画

ネタバレなし

あらすじ


主人公ダイアナは女だけが住むセミッシラという島で生まれ育った。彼女は戦いの神アレスを倒すために日々鍛錬を積んでいた。ある日、外界からイギリス軍のパイロットであるスティーブが現れたことにより彼女の人生が一変する。


アメコミ映画といえばやっぱり男性向けの印象が強いですが本作は女性層を意識した内容になっております。その証拠に女性主人公であるのはもちろんのこと、テーマソングはシーア(日本語版は乃木坂46)ですし監督も元々ミシェル・マクラーレンが予定されていましたもののパティ・ジェンキンスになったくらいですから制作側が女性陣で固めることに対して強いこだわりがあったように感じます。
しかし興行的には大成功を収め、評価もわりと高めみたいですが男の自分からしたらぶっちゃけイマイチでした。ちなみに原作は未見です。

ネタバレあり

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まずダイアナは知識こそ豊富ですが知性を全く感じられないのが残念でした。だってドイツを相手に戦ったのは偶然来たスティーブがイギリス側の人間だったからという理由だけですよね?いくらなんでもひどすぎませんか。逆だったらどうするつもりだったんでしょう。というかアレスがパトリック卿に扮していた時点でどうみても戦う相手を間違えていたわけですよね……ドイツ兵が可哀想に思えてきました。
あとあんなところで普通記念撮影しますかね(笑)流石に緊張感なさすぎですよ。
それから主演のガル・ガドットはイスラエルで兵役に就いていただけあってアクションのほうは悪くなかったですが個人的には見た目がどうも好みではなかったです。女性受けしそうな顔ですけどね。

そういえばスティーブが酒場で雇った仲間たちがろくに見せ場がないのが引っかかりました。そもそもダイアナが圧倒的な強さを誇る話なんですから助っ人なんて別にいらない気もします。

一番気に入っている場面はダントツで冒頭のアマゾン軍VSドイツ軍の戦闘シーンですね。弓と銃の大合戦はかなり燃えましたよ!今思えばここがピークだったなあ。

余談ですがよく日本のアニメやゲームに出てくる戦う女キャラに対し「肌の露出が多すぎて鎧の意味を成していない、ありえない」なんていうツッコミをよく目にしますがワンダーウーマンを見ると正直アメリカも大概だよなと感じました(笑)

なんだか文句ばっかりになってしまいましたが続編も観るつもりです。次はハマれるといいなあ。

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