ファイナルファンタジー零式 感想

まさかのUMD二枚組

移植やマルチの作品を除いたらUMDが2枚あるのって本作くらいではないでしょうか。おかげでPS1でディスクが複数枚収録されていたときのあのわくわくした気持ちを再び味わうことができましたよ。もちろんボリュームも申し分なかったです!
今からプレイするならさらに遊びやすくなったPS4およびXbox Oneで発売されているHD版がオススメです。

キルサイトが楽しい


このゲームを語る上で欠かせないのがキルサイト。敵をロックオンしている最中、隙が生まれると赤い枠が表示されるのでタイミングよく攻撃するとなんと一撃で倒せるというものですがこれがとにかく爽快で非常に楽しかったです。おまけに上質なファントマがもらえる確率がグッと上がるのも良いですね。
零式は結構難易度が高めなんでこいつを上手く駆使しないと苦戦すること間違いなし!

0組

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自操作はやっぱり遠距離攻撃が可能なケイト、エース、キング、トレイ、それからリーチの長いナインなどが使いやすかったです。
しかし0組最強はなんといってもレムでしょう。AGをMPに変換する「コンバート」で魔法をほぼぼ永久にぶっ放すことができる強力なアタッカーとして大活躍。また「死なないで」で味方全員がリレイズ状態になることにより何度も召喚をすることが可能。ミッションでは死亡回数がカウントされてしまうためほぼ出番はありませんが召喚獣のレベル上げには必須といっても過言ではないでしょうね。マジで病人なのに強すぎですよ!それに比べてマキナきたら(笑)
個人的にはインファイターだけど素早い攻撃でキルサイトが狙いやすいエイトが好きだったなあ。一方で使いづらかったのは重い攻撃が売りのジャックとシンク。キルサイトなんかめんどくせぇって感じの人向けでしたね。デュースも癖がかなり強かったですがCPU操作ならなかなか良い動きをしてくれたのでそこそこ世話になりました。
上記以外のサイス、セブン、クイーンは……うーん、あくまで戦闘面に限ってですがパッとしない感じです。

もし……

さて本作は学園モノなのに終始暗い雰囲気のゲームで特にエンディングなんか胸が締め付けられる思いでした。けれども2周目クリアの特典ムービー「もし……」で学生生活をエンジョイしている彼らが観れてすごく幸せな気持ちになりましたよ!まあ少しふざけすぎな気もしますが(笑)
いやー、体験版やっといて本当に良かった!

そういえば派生作品であるアギトプラスがVitaで発売される予定だったんですがなぜか開発中止になってしまったんですよね。楽しみにしていただけにとても残念でしたよ。でも3年前に発表されたtype-nextとやらには期待してますよ!

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