腐りきった田舎町で
日本ではあまり有名なタイトルではありませんが世界で300万本も売れた結構すごいゲーム。グラフィックが荒い上に三人称視点だけど若干左寄りという変わったアングルだったので最初はちょっと気持ち悪くなりましたが最終的にはなんとか慣れました。アメリカの田舎の高校生活が味わえるゲームってあんまりないんで非常に新鮮でしたよ。オススメです。ちなみに僕がプレイしたのはPS4版です。
小ネタが秀逸
本作は様々なオブジェクトを調べることができるのが特徴的。例えば高校にてなくしたパソコンを探しているという貼り紙があったかと思いきやそのパソコンを盗んだ生徒が売りに出そうとしているチラシが貼ってあったりするのが面白かったですね。
あとおそらくスクエニつながりでしょうがマックスがあの歴史的大コケ映画「ファイナルファンタジー」を「誰がなんと言おうといい作品」と言っていたのには大笑いしました。
こんな感じで小ネタが非常に秀逸なんであちこち探索するのがやめられなかったなあ。ポスターのデザインも芸術系の学校を舞台にしているだけあってか凝ってるものばかりで見ているだけですごく楽しかったです。
マックスの丸文字も賛否両論分かれてますが僕は好きですよ。日記を読むのすごく疲れましたけどね(笑)
ラストはあっさり(ネタバレ注意)
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ラストは割とあっさり終わってしまうのが印象的でした。ストーリーの分岐点がたくさんある割にはエンディングが2択しかなかったのには拍子抜けしてしまいました。思わず真エンドを探してしまったのは僕だけではないはず。しかし1度助けたウィリアムをなくなく見捨てざるを得なくなった展開からしてこういう苦い結末になるのは避けられなかったことでしょう。ウォーレンも言っていましたが何事にも反作用はつきものですもん。僕はクロエ犠牲ルートが本作にふさわしい終わり方だと感じました。マックスが日常ヒーローコンテストで優勝し、脚光を浴びる世界が視れたのはせめてもの救いですね。
あと真犯人がジェファソンだったというオチはぶっちゃけ意外性の欠片もなかったですね(笑)学園モノのミステリーの犯人って大抵生徒に人気の教師な気がしますよ。
それからトロフィーは簡単なものばかりでクリア後にパラレルワールドで写真だけ撮ればトロコンできちゃうのはちょっと物足りなかったかなあ。
1周目とは違った選択肢を楽しもうと2周目をやろうとしましたが結局ケイトを死なせないところだけ確認して辞めちゃいました。クリア済みのデータでも1度巻き戻したイベントじゃなきゃスキップできないのが面倒すぎたんでね。
まあ不満点はありましたが全体的に満足できたんで2や前日譚もぜひやってみたいです!
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