ミュージカル映画観たいならコレ
ネタバレなし
あらすじ
クリスマスの夜、ロサンゼルスのバーにて女優の卵ミアは売れないジャズピアニストのセブと出会う。彼女は彼の曲に惚れ込むが邪険にされてしまうのであった。そして春になり、再び彼らは偶然にも再会するが……
ミュージカル映画はあまり観ませんが個人的に本作はぶっちぎりで面白かったですね。
アカデミー賞に多数ノミネートされたのも納得の出来でしたよ!オススメです!
ネタバレあり
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いやー、想像していたのとだいぶ違う作品でした。観る前は能天気なラブストーリーだろうなくらいにしか思っていなかったんですが後半からガラッと雰囲気が変わり、ミアが違う男性と抱き合っていたときには呆然としましたよ……いやしかしこの苦い結末だからこそ評価されたんでしょうな。
ただ僕はミアがどうも好きになれませんでしたね。好みではないドラマがあるのは仕方がないにせよ自分が携わるかもしれない作品を貶すくらいならそもそもオーディションなんか受けんなよと憤りを覚えてしまいました。劇中で3人も恋人が登場するのもなんだかなあ……
あとよくわからなかったのが「春」にてミアがセブを「ジョージ・マイケル」と言って呼び止めたこと。何となくいいニュアンスではないことは察せられますが(笑)
さて以下、楽曲について。
まず冒頭の「Another Day of the Sun」でグッと本作に惹きつけられましたね。踊りだけだったらここがピークかも。
それから紫色の夜空が幻想的だった「A Lovely Night」もこの映画を語る上では欠かせませんね。エマ・ストーンもライアン・ゴズリングも特別歌とダンスが上手いわけではありませんが息の合ったパフォーマンスで素晴らしかったです。
ちなみに僕が一番好きな楽曲は「Engagement Party」。「Someone in the Crowd」の一部をアレンジしただけのものですがなんだか妙に切ないんですよね。まあ結婚式で弾くには暗すぎるとは思いますが(笑)
ただ意外にもアカデミー歌曲賞にノミネートされたのは「City of Stars」と「Audition(The Fools Who Dream)」なんですよね。悪くないですが上記の曲のほうが僕は印象に残りました。
ところで全体的に楽曲が素晴らしかっただけに「 Take on Me」のカバーの酷さが際立ってましたね(笑)まあセブがあんなバンドで小銭を稼いでるという悲壮感がビシビシ伝わってきたのであの酷さも演出のうちでしょうけど。
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