ラン・オールナイト ネタバレナシとネタバレアリ感想

すべては愛する息子のために

ネタバレなし

あらすじ


主人公ジミーは酒浸りだがブルックリンを牛耳っているマフィアのボスであるショーンに長年仕えた殺し屋だった。ある日、トラブルに巻き込まれたジミーの息子のマイクを守るためショーンの息子であるダニーを殺してしまう。


いやー、かなり面白かったですよ、オススメです。
かたや息子を守るため、かたや息子の復讐を果たすため、友人同士であったはずの2人の父親が戦わなければならないのが切なすぎました。
余談ですがわざわざタイトルにつけるほど一晩中走ったり逃げ回っているわけではなかったです(笑)

ネタバレあり

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本作の最大の見所は何と言っても序盤のジミーと悪徳警官のド派手なカーチェイスでしょう。だって本来なら犯罪者を追いかけるはずのパトカーが追われてるんですよ。もうメチャクチャでしょ、こんな展開観たことないですよ(笑)このシーンから僕の心はグッと惹きつけられましたね。

団地にてお互いが炎の木片をぶん回して戦うところもなかなかユニークで見応えがありました。
ただショーンとの戦いはちょっと呆気なかったかなあ。どうせだったら貨物列車を活用するアクションとか欲しかったです。

ラストでジミーがやっと孫たちと関わりを持てたところは思わず泣きそうになりましたよ、最期の最期で家族と向き合う事ができて本当に良かったなあ。

ちょっと気になったのは指名手配されているにも関わらず素顔で団地で一軒一軒聞き込みをするのはいくらなんでもリスクが高すぎ(笑)そもそもジミーはハーディング刑事のことをそれなりに信用しているんですから彼に詳しく事情を説明してレッグスの保護を頼めばもっと安全でスムーズに事が運んだのでは?と突っ込まざるを得ません。

それとせっかくマイクにはボクシングという特技があるのにそれをマフィア相手に活かす場面があんまりないのが残念でした。まあ彼が強すぎたらジミーの立場がないんで難しいところですが……

ところで初見ではどうやってプライスがあの別荘にたどり着いたのかわからなかったんですが観返すと彼がジミーとマイクの写真を発見し、その裏にノース=サウス湖と記されているのは目撃していたと気づきました。この辺ちゃんとしているのはグッド。

ちなみにエド・ハリスはリーアム・ニーソンと共演したいがためにこの映画のオファーを受けたようです。僕としては最高のコンビに感じたのでもし相思相愛ならまた別の作品での共演を期待してます!

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