ただの人殺しじゃん
ネタバレなし
あらすじ
主人公ジェスは友人であるアリス、フランキー、ブレア、ピッパの5人とともに自身のバチェロレッテ・パーティーを開くことになった。ところが当日、彼女らが呼んだストリッパーを不慮な事故で死なせてしまうのであった。
どっからどう見ても女性向けの映画を観といてなんですがちっとも笑えませんでした。男性には全くオススメできません、評価の高い作品でもないですしね。
また下品な描写が多いので苦手な人は注意。
ネタバレあり
結果的にあの被害者が恐ろしい強盗犯だったから善良な殺人とやらでお咎めナシになっていますが所詮彼女らがやったことは無抵抗の人間を殺してなんとか隠蔽しようとしただけでしょう。なぜか最後みんなハッピーになるなんてはっきり言って胸糞悪すぎますよ。
特にアリスに終始ムカつきっぱなしでした。この騒動の全ての元凶でありおまけに何も悪くないピッパにくだらない嫉妬心故に敵意丸出しなのは許せん!
オーストラリア人の彼女のことをずっとキーウィと呼ぶのもレイシストぽくって最悪。ピッパもラストであんなあだ名受け入れちゃダメだろ!親友になる必要もナシ!
5人の中でずば抜けて性格が悪いのでブライダルシャワーに呼ばれないのも無理はないですね。最低限彼女だけでも刑務所に行って欲しかったです。
あ、フランキーとブレアが縒りを戻したことは別にどうでもいいです。
というかどうして偽ストリッパーはあの家をノックしたのかさっぱりわかりません。いくらなんでもリスク高すぎでしょう。てっきりあの家はジェスの支援者の持ち家と言っていたので実はそいつが宝石強盗の親玉なのかと思いきやどうやらそういうことでもなさそうですし……まあただのコメディ映画なんでそこまで深く考えてもしょうがないんでしょうが。
ところでピーターがオムツをつける件がよくわからなかったので調べてみましたがどうやらあの男友達が言ったまんまの事件が実際にあったようですね。いやー、ビックリです。しかもナタリー・ポートマン主演で映画化も決まってるみたいなんで僕らに馴染みはないけれどアメリカ人にとってリサ・ノワックという宇宙飛行士は常識なのかな。
彼のパートは本筋ほど下ネタが多くなくて助かりました。それから店でノリノリの音楽をBGMにオムツを手に取り棚に戻すシーンは唯一少しクスッとした場面です。
それとネオンのエンディングはなかなか凝っていて良かったですよ。