バッド・バディ! 私と彼の暗殺デート ネタバレナシとネタバレアリ感想

彼氏が殺し屋だった!

ネタバレなし

あらすじ


主人公フランシスはかつて伝説の殺し屋だったが、現在は依頼主を殺すという一面を持っていた。ある日、彼は風変わりな女性マーサと出会う。2人は急速に惹かれあっていくがそこに魔の手が忍び寄るのであった……


一応コメディ映画みたいですが笑うところはほとんどなかったですね。ただアクションはそんなに悪くなかったかな。全体的な感想としてはイマイチで、オススメし辛い作品です。
あ、ポスターに書かれている「殺せよ乙女」っていうセンスは好きですよ。

ネタバレあり

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マーサがフランシスの教えを受けて覚醒するという展開はなかなか悪くないけれどその成果が発揮されるのが一戦だけというのが勿体無いですね。観返すと冒頭で包丁を軽々しく扱う場面があるからそれが彼女が才能を秘めているという伏線なのかな。
ただ彼女のために人を殺すのはもうやめようとしていたのに結局彼女が人を殺しまくってるのは何だかなあ……

アナ・ケンドリックの猫耳姿も評判が良いみたいですが僕はあざとすぎるように感じたんで好きになれなかったです。ラストのベトナムでスナイパーを殺す直前にもわざわざ猫耳をつけるあたりよっぽどお気に入りなんでしょうね、監督の趣味かな(笑)
それとマーサの恐竜マニアという設定ももうちょっと活かせたんじゃないかと感じました。僕自身もう少し恐竜トークを聞きたかったです。結局恐竜とドラゴンの違いってなにさ?

ちなみに結婚式場の飾りをよく見るとなんとフィービーとマイクの文字があるじゃないですか!おそらく脚本家のマックス・ランディス繋がりでしょうが「エージェント・ウルトラ」の主人公カップルが結ばれるという粋な演出がされていました。そういえばホッパーもCIAのウルトラ計画に関わっていたと言っていましたし、本作と世界観を共有しているに違いありませんね。
ただせっかくの晴れ舞台をあんなに滅茶苦茶にされた挙句、殺人現場にまでされてしまったのはちょっと気の毒です。フランシスがマイクに復讐されなきゃいいけど(笑)

ところで相変わらずクソダサい邦題ですがよくよく考えればフランシスっていうほど暗殺してなくないですか?ほとんど向かってくる敵を返り討ちにしてるだけだったような……

どうでもいいけど赤鼻をつけたフランシスを暗に意味しているピエロが割とよく出てくるワードなのにピレロっていう奴も出てきたのはちょっと困惑したのは僕だけでしょうか(笑)

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