化け物を殲滅せよ
ネタバレなし
あらすじ
時は近未来、火星で研究を行なっていたユニオン宇宙社オルドゥヴァイ研究所から救護要請が出る。サージ率いる海兵隊が調査へ乗り出すが、そこで彼らはとんでもない化け物と遭遇してしまうのであった。
原作は「Doom 3」というゲームですがそっちは未プレイ(というか存在すら知らなかった)で本作を鑑賞しました。
評価はあんまり高くないですし、僕としてもそこまで満足できる内容ではなかったかな。ゲームの方も買ってみようという気にはなれなかったので販促としてみても失敗かも……
ホラー映画なんで当然ですがびっくりするシーンが多いので心臓が弱い人はお気をつけて。
またグロテスクな描写もてんこ盛りなので苦手な人は要注意。
ネタバレあり
元がFPSなだけあって終盤ちょっとだけ一人称視点になったのは割と賛否両論ですが個人的にはグッド。怖さがグッと増しました。むしろ全編それでもよかったくらいですよ。
戦闘シーンはクライマックスの肉弾戦も悪くなかったですがデストロイヤーの独房での戦いが一番ハラハラしました。ギミックもふんだんに使われていましたしね。
サージはヒーローのポジションと思いきやまさかのラスボスに当たるポジションだったのには驚きましたよ。
この手の映画で最後に生き残る男女は吊り橋効果もあってか大抵恋仲になりがちですが本作は姉弟の生存で終わるんでなんだか一風変わった印象を受けました。ピンキーの最期はなかなか酷かったですね。他の化け物よりかなり醜かったですもん。まあポートマンが襲われているとき手を差し伸べませんでしたから自業自得かな。
そしてカツヒコ・クマノスケ・タカハシというとんでもない名前の男もいましたが名前ほどのインパクトがあるキャラでもなかったですね(笑)
余談ですが序盤でデュークがやたらとデカい携帯ゲーム機でプレイしていたのが「ギャラクシアン2」だったことが気になりました。「Doom」とはパブリッシャーが違うので宣伝目的ではなさそうだから単純に監督の好みだったのかな。
それから冒頭のユニバーサルのロゴがお馴染みの地球ではなく火星になっていたのがユニークで面白かったです
そういえば14年の時を経て最新作「Doom: Annihilation」が今年の10月1日にリリースされるみたいです。ただ本作の登場人物は誰も出てこないっぽいしそもそも予告を観た感じじゃこれも期待できそうにないなあ……