男の花嫁付添人
ネタバレなし
あらすじ
主人公トムは女にだらしのない日々を過ごしていた。ある日、10年来の親友であるハンナの海外出張をきっかけに自分が彼女を愛していることに気づく。帰国したら告白しようと決めていたが、彼女は婚約者を連れて帰ってきてしまう。
評価はぼちぼちってところでしょうか。僕としては作中でもからかわれていますが男が花嫁介添人をやるという設定がユニークで面白かったです。ただ恋愛映画として観るとうーん……って感じかな。
ネタバレあり
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原題は「Made of Honor」。「Maid」ではなく「Made」なのは「強制的に〜にされてしまった」という意味とかけているという洒落の効いたものとなっております。
一方みなさんツッコんでいますが邦題について。
まず全然しっくりこないですよね(笑)遠距離をきっかけにずっと近距離にいた大切な人の存在に気づくというニュアンスなんでしょうが……初めてこの字面を見た時は四六時中一緒にいる男女の話かと思いましたよ。
そんでもってこのタイトルをググると同名の少女漫画(近キョリ恋愛)がずらっとヒットするんですよね。しかもこの漫画の連載が開始した日と本作の日本での上映日が結構近い時点でここから拝借したんじゃないかと疑いたくなりますよ(笑)おまけに2014年にこの漫画の実写映画化されたんでもうぐっちゃぐっちゃなことに。検索する時いちいち「近距離恋愛 パトリック・デンプシー」と入力しなきゃいけないのが面倒なんでもうこういったことは2度とやめていただきたいですね。
さて一番笑ったのはアソール公爵のくだりです。あとコリンがチョコケーキをちょっとしかあげなかったのもなかなか面白かったです。
そういえばこの映画のおかげでスコットランドの知識がちょっとだけ増えました(笑)ネットボールっていう女性向けのバスケみたいなスポーツがあることとかハイランドゲームズの存在とか男のスカートの丈は膝上だと恥ずかしいとか。
あとゲイリーがコリンに「君の自慢はマクドナルド?」と聞いた意味がさっぱりわからなかったですが調べたらどうやらマクドナルドってスコットランド系の苗字なんですね。
全体的にスコットランド人をおちょくってるようなネタばかりなのがちょっと可哀想。
余談ですが実際にコーヒー・スリーヴを開発したのはJay Sorensonという人だそうです。トムみたいな人じゃないといいけど(笑)というかコリンはもう3発くらいぶん殴っていいくらいでしょう。
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