フールズ・ゴールド/カリブ海に沈んだ恋の宝石 ネタバレナシとネタバレアリ感想

海に眠る財宝を探せ!

ネタバレなし

あらすじ


主人公フィンはカリブ海に沈んだといわれるスペイン艦隊の財宝を長い間探していたが、莫大な費用のせいで借金まみれだった。そんなある日、前妻テスの雇い主である大富豪ハニーカット親子から気に入られ……


評価はあまり高くないですが僕としてはそこまで悪くなかったかなという感じです。
アクションも一応ありますがそっちはイマイチなんで期待しないように。

ネタバレあり

スポンサーリンク

最初はタイトルの意味がさっぱりわかりませんでした。それでググったら金によく似ている黄鉄鉱のことを指すようですがそんなものは出てこないのでおそらくこれではないでしょう。もう1つ、見掛け倒しっていう意味もあるみたいですがこれに当てはまるものはないような……
で、ここからは僕なりの解釈ですがこの映画って財宝バカのフィンや単純に頭の弱いジェマが出てくるところから察するに直訳で「愚者が手にする黄金」を指しているんじゃないかなって気がします。まあこれもあまりしっくりこないですが(笑)

1つ全くわからなかったのがオリジナルの音声の方でフィンが「気にするな、彼は扇動者だから。」と言うとジェマが「ここはフランスじゃない、アメリカよ」と返すシーン。吹き替えおよび字幕では「挑発」と「長髪」を勘違いするという日本語独特のジョークに変換していましたが、元はどういう意味なんだろう?おそらく「provocateur」という単語が鍵だとは思うんですが……

あと艦内でフィンとテスがナイジェルとジェマに財宝の説明をしているとき、できれば語りで説明するのではなく回想っぽい感じで映像を挿入してほしかったです。だってバンゴール家とかオーレーリア号とか架空の話でしょ?どうにもイメージし辛いですよ。

それからてっきり宝の在り処は大海原の底かと思っていたのにほぼ島の敷地内といっても過言ではない場所に眠っていたのにはがっかり。だって年に2日しか行けないとはいえお宝を隠してから数百年経っているのに誰にも見つけられないとはどうも考えづらいです。

ずっとゆる〜い感じで進んでいましたがクライマックスの部分は別物なんじゃないかっていうくらいハラハラしました。特にそれまではろくに血すら出ずフィンが爆発に巻き込まれる場面はコミカルに吹き飛ばされるくらいだったのにサイラスが潮で叩きつけられるシーンは血まみれでエグかったですね。

音楽も全体的にトロピカルな感じでかなりよかったです。ちなみに僕のお気に入りは爽やかな「The Day Dive」。

余談ですがマシュー・マコノヒーはムキムキに体を鍛えていましたがどうも肩幅が狭いせいかなんだかアンバランスに見えてしまいました(笑)

スポンサーリンク