ホームエクスチェンジを題材にした作品
ネタバレなし
あらすじ
ロンドンの新聞社に務めるアイリスとロサンゼルスの映画制作会社で働くアマンダは2週間のクリスマス休暇中に互いの家を交換することにした。奇しくも失恋中だった2人は慣れない土地でそれぞれ素敵な体験をするのであった。
評価は結構高め。個人的にもまあまあ楽しめました。大抵の日本人は欧米人みたいに長期休暇なんかまず取れないんだからせめてどこにも旅に行けないような短い休みの日には本作でも観ましょう!きっと心を温めてくれるはずです。
ネタバレあり
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アイリスの雪景色に包まれたメルンヘンチックなお家も素敵でしたが僕はアマンダの大豪邸に1度でいいから住んでみたいです。特に今はストリーミングサービスが充実しているから感覚が麻痺しているけど当時、あれだけの映画のDVDに囲まれたら最高の気分だったろうなあ。
さてこの映画の1番の教訓はおそらく環境を変えることの大切さだと思うんですよ。それも主人公2人の家を交換するというプロットのおかげで「田舎は都会より劣っている」とか「あの国に比べたらこの国の価値観は前時代的」とかじゃなくシンプルに2つの土地が対等になっているのが素晴らしいですね!見知らぬ土地でこそ自分を変えてくれる大切な人と出会えるのかもしれません……
ラストシーンは成長した4人が一堂に会するというまさに大団円で終わってウルっときましたよ。
それとほんのわずかですが映画の予告編の制作風景を観れたのがなかなか新鮮で良かったです。ただあのジェームズ・フランコとリンジー・ローハンのアクション大作はみるからにつまんなそうでしたね(笑)大コケ待ったなし!
あとマイルズのおかげで映画音楽のうんちくをいくつか聞けたのもグッド。
そういえばレンタルビデオ店でちょろっとダスティン・ホフマンが出ていたのには驚きました。最初は「卒業」繋がりかと思っていましたが実はただ単に彼がプライベートで撮影現場をぶらついていたからという予想外の理由でこれまたびっくり。
本作を観ると「自分もホームエクスチェンジをいつかやってみようかな」なんて気にちょっとだけなりますがやっぱり民泊同様自分の家を誰かに貸すってめっちゃハードル高いですね、これからの時代ますます増えてきそうですが……しかしそれこそアイリスもブチ切れてましたが僕もベッド(うちは布団だけど)で変なことされたらもう許せない自信がありますよ(笑)
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