龍が如く5 夢、叶えし者 感想

五大都市が舞台に!

本作の最大の特徴といえば何と言っても東京、大阪に続き、名古屋、福岡、北海道までもが舞台になったことでしょう。またこれに合わせ、主人公が各都市1人ずつの計5人になりましたね。
街をプラプラ歩く楽しさややり込み要素はシリーズ屈指だと思うんですがそこまで評判が良いわけではないのも事実。やっぱりシナリオの評価がイマイチだからなんすかね……なんだかもったいない作品になっています。僕が遊んだのはPS3版ですが今からプレイするなら解像度とフレームレートが向上したPS4版がオススメです。

アナザードラマ


本編とは別筋のいわば長編サブストーリーともいえるようなアナザードラマが主人公5人分追加されました。以下、それぞれの感想を。
僕は大河の「狩猟と殺戮」がなかなかスリリングで面白かったです。洋ゲーはともかく和ゲーで本格的な狩猟ができるのって珍しい気がします。遥の「アイドルへの道」も結構なボリュームで満足でしたが、極道のゲームをやりたい人にとってはアイマスもどきのゲームなんて苦痛だろうな、とちょっと心配になりました。というか第3部だけ作風違いすぎ(笑)品田の「一打の代償」は他のキャラのバッティングセンターと違った操作方法で最初は戸惑いましたが慣れればどうってことなかったですね。
桐生の「タクシードライバー」のレースミッションはこの手のゲームが苦手な僕でもすんなりクリアできる難易度で助かりましたよ。ただ送迎ミッションはかなり癖があるモードで苦戦しました。
ちなみになぜか秋山は遥とセット扱いのため彼の分は用意されてないんですよね……このせいで彼だけ金策や経験値稼ぎに苦労しましたよ。

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自分でもよく分かんないんすよ

ラスボスが相沢だったのは予想外でした。しかしそれ以上に桐生の「どうしてお前がここに?」という問いに対し、「それが自分でもよく分かんないんすよ」と返したのにはもっと驚きました。おそらく龍が如く史上トップクラスの迷台詞に違いありません。こんなときこそお決まりの「どういうことだ」を言ってやるべきのような……(笑)
おそらく本作のライターは5つのバラバラのストーリーが1つに収束するような壮大なスケールで尚且つ意外性のある展開をてんこ盛りにした大作を仕上げたかったと思うんですが、そういった部分に囚われすぎて整合性が取れていない無茶苦茶な脚本になってしまったのではないかなと感じました。

余談ですがトロコンはリザルトを100%にする「殿堂入りプレイヤー」のハードルが高すぎて断念しました。ミニゲームが全般的に難しいんですがセンスがないせいか太鼓の達人の「新世界より」の「むずかしい」が全くクリアできなかったんですよね……

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