普通のARPG
僕のイースデビューとなった一作です。このシリーズは歴史があるだけあってちょっと古臭い印象があったので何となく敬遠していたんですがフリープレイを機にいざ手に取ってみるとまあまあハマってしまいました。これといった特徴はないけれどすごく癖のないARPGだからこそ長いこと愛されているんだなあという印象です。
ちなみに僕がプレイしたのはVita版ですが今から遊ぶならFPSや解像度が上がったPS4の改がオススメ。
パーティはこいつら一択でしょ!
このゲームはメンバーの属性の組み合わせごとにパーティアビリティが変わります。ただ属性は斬、打、射の3つのみでプレイアブルはたったの6人しかいないため全員違うパターン(レアアイテムの発生率UP)と同じ属性がいるパターン(与ダメージ1.1倍)しかなかったのが残念。おまけにおそらく大半のユーザーはオーラフェンサーがずば抜けて強いアドル、相手をピヨらせるスタンインパクトや金策に便利なゴールドメーカーが使えるカンリリカ、遠距離でハメ技が可能なカーナの3人で組んでいたはずです(アップデート前はもっと強かったらしい)。キャラの格差がこれだけあるせいでパーティ構成を考える楽しさが損なわれてしまったのは少しがっかりしました。
ぶっちゃけデュレン、オズマ、フリーダの二軍連中はパーソナルアクションくらいしか用はないですね(笑)まあ僕はスキルの熟練度上げのためになんやかんや満遍なく使っていましたが。
地図埋めがちょっとダルい
地図を完全に埋めるとアイテムとトロフィーがもらえるため必死になって埋めましたがこれが結構ダルかったのは僕だけでしょうか。コツは短距離走みたいにマップを内側のレーンと外側のレーンをイメージしてそれぞれ沿っていくって感じですかね。これでも完璧に踏破しなくても100%になるくらいガバガバに設定してくれていると知ったときにはびっくりしましたよ……
一方、宝箱の方は割と問題なくコンプリートできました。
ラストはなんだか駆け足気味
終盤まではなかなか満足のいく内容だったんですがラストはいろんな人が指摘しているようにちょっといただけません。結局、仲間がどうなったのかよくわからないままあっさり終わってしまったのには驚きました。もう1バトルくらいあるもんだと勝手に思っていたのでね。ただ本作は一応アドルの冒険日誌に基づいたものなのでこういう終わり方もアリっちゃアリなのかな……
でもやっぱり納期ギリギリだったのかなと邪推してしまいます(笑)
当初はトロコンする気満々でしたが難易度ナイトメアが思いの外難しかったので1周目をノーマルでクリアした時点で投げてしまいました。