もっとパン焼いてよ!
ネタバレなし
あらすじ
ベーカリーの経営者で3人の子を持つジェーンは、10年前に別れた元夫ジェイクと息子の卒業式で再会する。彼には新しい妻とその間にできた子がいるにも関わらずジェーンと一線を超えてしまう。その後も2人はだらだらと関係を続け……
ジャンルは一応ラブコメだけどクスリともしなかったです。勘違いした自分も悪いですが邦題だけで「洋画でパン屋の話なんて珍しいな」と思い、視聴しましたがパンが出てくる場面が少ないのにはがっかりしました。いっそ恋なんかしなくてよかったのに(笑)肝心のベーカリーすらちらっとしか映らないですからね。でもチョコクロワッサンを作るシーンだけは良かったです。食べたくなること間違いなし!
原題である「It’s Comlicated」の方がマシでしたね。まさに複雑な恋の話でしたから。
さて評価はぼちぼち、僕としてはオススメできません。
R-15指定なだけあって下品な表現が多いので苦手な人は注意。
ネタバレあり
いやー、終始ジェイクに腹が立って仕方なかったです。こんな身勝手な男いるんですねー。ただただ子どもが可哀想でした。なにかしら痛い目にあって欲しかったですよ!ていうか毛むくじゃらのアレック・ボールドウィンの裸を何度も見させられるのはいくらなんでもキツイっすよ(笑)パソコンであれを隠すシーンなんか笑いどころなんでしょうが嫌悪感しかなかったです。むしろアップルが気の毒に思えました。
余談ですがジェーンの子どもたちが揃いも揃って美男美女だったのが印象的。両親はぶっちゃけそうでもないと思うんですが。それとナンシー・マイヤーズ監督の作品なだけあってやはりインテリアに非常に注目が集まりましたね。ただ彼女の他の作品と比べるとそこまで飛び抜けたものがあるようには感じませんでした。まああくまで男の目線での意見ですがね。
それにしても最後ちゃんとジェーンはアダムのほうとくっつきそうで安心しました。あいつより彼のほうが断然いい男ですからね。一挙手一投足が紳士的ですし、なにより「年齢も君の魅力の1つだよ」なんてなかなか言えるセリフじゃないですよ。
ただジェイクはともかくジェーンに人間的成長が見られなかったのが残念。結局2人のロマンスは快楽に溺れただけのものだったんだからどうも腑に落ちませんでした。こういうのを「大人の恋」だなんてカッコよく称する人もいますがはっきり言って噴飯物ですよ。