ベルリン編
ネタバレあり
舞台も変わり今までと違ってキャリーが追われる側となったので新鮮に楽しめました。ただてっきりあの憎っくきハッカニと再び戦うもんだと思ってたのでそこら辺が触れられなくてモヤモヤ。
以下、キャラクターの感想を。
デューリング財団警備責任者、キャリー
シーズン4であれだけのことがあったせいか今シーズンでは民間人として普通に働くことに。 今回も薬を飲まないでお得意の双極性障害モードを発動させていましたが、珍しく不発に終わりましたね。だってクインが暗殺する(フリ)ために別荘に来たおかげで次の手がかりへ繋がったわけですから。まあこんなこともあるか。 オープニングの最後ら辺で流れるヨナスの「君の手は血で汚れている」というのが印象的。何度も聞くことになりますからね。 果たして、彼女は血を洗い流すことはできるのか……
サリンの被害者、クイン
シリアから無事に帰ってきたのは予想外。しかしキャリーと再会を果たすもののひどい目に遭うことに。後遺症はもちろんのこと、工作員として暗躍する上で全世界に顔がバレては意味がないので事実上の引退かな…… アダルにより少しだけ過去のことも語られましたが、彼は本当に孤独な人なんでしょうね。キャリー、責任とるしかないぞ。
やっぱり無能、ソール
前シーズンにつづき、ほとんどいいところを見せられてないおじいちゃん。今回だって自分のピロートークのせいでキャリーの命が狙われるというとんでもないヘマをやらかしてしまいました。 しかしイヴァンと取引をしてまでアリソンを捕らえるどころか問答無用で蜂の巣にしてしまったのは驚きました。彼のせめてもの尻拭いなのかな。
優しき大富豪、オットー
CIAに目の敵にされるほどデューリング一族は悪名高い名家だったようですが彼はそんなところを微塵も感じさせないほどの慈善家。 キャリーのことをあっさりクビにするのかと思いきや、まさかプロポーズするとは思いませんでした。ヨナスと別れたって知ってたのかな。流石にキャリーのタイプではなさそうなんで丁重に断るはずですが、彼女は何をするか全く読めないのでシーズン6で普通に一つ屋根の下で暮らす光景もなくはないかも。
テロリストの英雄、カシム
クインを救い、命がけでサリン事件を止めた影の英雄。彼を説得できたキャリーとクインも素晴らしい! ただ日本人としてはどうしても「あの時もこんな人が1人でもいたらな」と思ってしまいます。何はともあれ駅の人達が無事で良かったです。
裏切り者、アリソン
スパイとは大抵莫大な金や祖国を勝たせたい愛国心に駆り立てられて行われるものですが出世と保身のために敵国のスパイと組んで国を裏切るというのはなかなか斬新なケース。そのせいかやってることはえげつないくせに小物っぷりがすげぇ。 デニスはこのこと知っていたんでしょうか、いやというかそもそもあいつの処遇はどうなったんだ(笑)
次もどんなシーズンになるのか想像がつかないですね、楽しみです。
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