訳あり家族のクリスマス
ネタバレあり
あんまり評価は高くないみたいですが、僕は十分笑えましたよ。
特にブラッドとドンが当たり前のようにキスするシーンなんかお気に入りでした。
僕はブラッドとダスティが仲良くしているところが好きなんでそういう場面が1より断然増えていたのは良かったです。
この休暇をディランとメーガンの視点で考えると実母、実父、継父、実の祖父、義理の祖父、義理の姉、義理の姉の母、義理の姉の父と過ごすってなかなかぶっ飛んでますね。
おまけにディランがアドリアナがくっついたらますます家系図が入り乱れそうな予感(笑)それにしてもディランはあの隣の女の子に惚れてたと思ってたんで驚きましたよ。そりゃあんな意地悪ばっかされたら「女の子がわからない」って言いたくなるわな……ダスティに相談したくなかったのはきっと彼がアドリアナの父親だったからでしょう。あの思わせぶりな「Open Arms」も女の子の方がディランにときめいていた脳内BGMだったのかな。
基本的にみんないい奴そうだけどカレンだけはちょっと嫌かな……アドリアナの教育も放任主義の悪いところが全面に出てるし、彼女自身も万引きの欲求が抑えられないならあんなとこ来ちゃダメでしょうに。ていうかこんなキャラだったっけ?
それからてっきり新キャラであるカートとドンの立ち位置から「じいじVS新しいじいじ」みたいな内容になるのかと期待していたんですが、ブラッドとドン、カートとダスティというそれぞれの親子関係に重きを置いたのには少しがっかりしました。このシリーズはステップファミリーが抱える問題を描いてなんぼだと勝手に思っていたんで。
ちなみに本作で初めて知ったんですが一家が大げんかの発端になった降誕劇とかいうのはクリスマスの定番行事みたいですね。あの家族が勝手にやっていることかと思いましたよ。
あとびっくりしたのはパブみたいな場所で二人羽織をやらされていたこと。二人羽織って寄席でやってた日本古来のものですよね?ただオリジナルの音声では「arms akimbo」って言ってましたがググっても一人で腕を構えている写真や図しかヒットしないんですよ。しかし司会の人がドンのことを「ninja」と紹介していた上にドンは三題噺みたいなことをやってのけたのでやはり日本にゆかりのあるものだったのかな。
まあいつか感謝祭編やイースター編も観たいですねえ。
あ、リーアム・ニーソン主演の「聖夜のミサイル」でも大歓迎ですよ!(笑)
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