セールで買っといてよかった
今年3月に3DSのe-shopが閉鎖することに従い、様々なメーカーが格安のファイナルセールを行ってくれました。本作に至ってははなんとワンコインで買えたので当初は非常にいい買い物ができたと満足していたんですが、蓋を開けてみればとんでもない代物で愕然としました。これにフルプライス払った人が気の毒に思えます。
ちなみにクリアまで5時間ちょっとです。大層なタイトルの割に何のひねりもない展開には呆れましたね。一応シリーズ初の3D化っていうのが売りみたいですが、出来は悪いです。
キャラクターファイルが邪魔
神宮寺三郎シリーズに出てきたキャラのデータを集めることができるちょっとしたやりこみ要素。これがもう邪魔で仕方なかったですね。色々なところを調べるのが好きな僕を億劫にさせるレベルでした(笑)せめて捜索パートでは時間を消費しない仕様にしてほしかったです。これ集めてたらあっという間にゲームオーバーになっちゃうんですもん。それにしてもコンプリートした人、滅茶苦茶大変だったろうなあ。
おまけに僕自身、「灰とダイヤモンド」しかプレイしてないせいかほとんどの内容がちんぷんかんぷんでしたよ。
あなた、ただの探偵でしょうに……
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追われる身でありながら事件を解決するというシナリオは推理物においてそこまで珍しいものでもないですが、神宮寺があまりにも現場を荒らしすぎている点にどうも引っかかってしまいました。例えば血がついたカードキーなんて非常に重要な証拠にも関わらず、平気で拝借する始末。あんな物持ってるところを警察に捕まったらそれこそ一発アウトでしょうに。というか事件が解決した後に知らん顔で警察に提出するつもりでなんでしょうか(笑)
それから現場の黒板のメモを消すだけでもまずいのにそれっぽく上から書き直すとか仮に殺人の容疑が晴れてもムショ行きは免れないような……
挙げ句の果てに洋子までもが何の罪もない女の子の私物を漁ってPCのパスワードを突破するってこの探偵事務所ヤバすぎでしょ(笑)
とってつけたような格闘
脱出ゲームもどきも別にやりたくはないんですが、格闘もすっごい退屈でしたね。なんでノベルゲームでわざわざじゃんけんなんかしなきゃいけないのか(笑)チェイスなんか選択肢がユニークで悪くなかったですがぶっちゃけ初見じゃただの運ゲーですし、テコ入れが悉く外していた印象です。
っていうかラストで真犯人とはどうみても肉弾戦の流れだったでしょうにあっさり逮捕されたのには驚きました。ここで格闘導入しないでどうすんだよ……
一緒に買った「GHOST OF THE DUSK」は評判良いみたいなんでさっさとそっちに取り掛かります。
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